幸せってなんだっけ!?

私は車を運転する事が大好きです。

免許を取って丸１年以上はペーパードライバーで運転もヘタクソしたが、父が新しく購入した車（レガシィワゴン）が来てからは、バリバリ運転し始めました。
飛ばすの大好き
他の車に仕掛けられたら、マニュアル車でもないのに夜中に環七を飛ばしました。
・・・嫌な事があると、夜中に埠頭まで車を飛ばし。
ヒマだと首都高を一人でかっ飛ばし。
・・・スピード違反で捕まったことも、何度あったか

当時２０歳でしたが、峠を走るチームの人達と仲良くなり、峠の走り方も教えてもらいました。
結局自分で峠を攻めることは・・・無理でしたが＾＾；
『イニシャルＤ』というマンガにもはまり、息子が生まれたら『拓海』と名づける予定でもいたんですけど・・・夫の猛反対にあって却下されました

レガシィは割と車体が大きいのですが、その頃には車の車幅はほぼ完璧に掴んでいたので、車庫入れなども我ながら「上手いなぁ＞＜」と自信過剰でした。
バカですね。
ただの『世間知らず』です。
若かったので、『怖い』と思う事がなかったんですねぇ。
下手なヤツほど「自分は運転が上手い！」と思い込んでいたんですね、きっと。
・・・無茶な運転をしまくり、とうとう人身事故を２回起こして、今は後続車がイライラするほどめちゃくちゃ安全運転になっています。

私はモノに恋しちゃうタイプです。
なので、愛用していたもの・付き合っていた友人、恋人にもずっと未練！？を引きずります。
会社で退職する人がいると、本気で涙、涙して大変です。
大切にしていたモノがなくなると、一時錯乱状態！？＾＾；に陥ります。
たった一つの、安いヘアブラシでさえ、失くした時には立ち直れなくて大変でした（中学時代）。
新しいものを買えばいいのにね
情が深いと言うのか、なんというのか・・・。

やっと本題ですが、実は８月中に愛車のレガシィワゴンの『レガコ』（←こんな名前を付けてバカとしか言いようがない）のバッテリーが上がってしまい、大変でした。
・・・原因は息子。
ハンドアのまま車を降りて、暗い駐車場内では私もそれに気付かず、１週間放ったらかしになったのです。
『レガコ』は父が新車で購入してから、今年ですでに１０年目のおばあちゃん車です。

今車は、家から徒歩１５分の駐車場に停めてあるのですが、子供達の習い事の送り迎え以外には使っていません。
かつてレガコは、毎朝出勤・保育園に登園するために、実家へ通う為に、私達母子３人を乗せ、一日も休み無く毎日２０キロ頑張って走っていました。

『レガコ』を購入した半年後には、マイナーチェンジをした新しいレガシィが発売されましたが、そんなものには目もくれず、ひたすらレガコを愛し続けていたバカな私。
・・・去年父が新車で新しいレガシィを購入した時も、『レガコが１番！！』と内心思っていました。

しかし、車の寿命は・・・。

『レガコ』に乗ると、人身事故（２回とも大したことはなかったけれど・・・。一人は酔っ払いのおじさんが反対車線から飛び出してきた、一人は当たり屋の女性）を思い出して慎重にハンドルを握りますが、このところの嫌な事が続くとまたぶっ飛ばしたくなります。

バッテリーは何とか夫が代金を出してくれましたが、ここ３年ほどエンジンオイル漏れやら、大変な修理が続いています。
決して無理な運転は出来ません。
ディーラーの人たちは４年前から買い替えを進めています。
夫も「早く廃車にしろ！！」といいます。

私が働いていて、夫もサラリーマンだった頃には、半年ごとにメンテナンスに出して好調だった『レガコ』。
寿命もありますが、彼女のバッテリーさえ自分で購入できない自分が辛いです。

エンジンは最高潮なのになぁ・・・。

夫と別れるとなると、『レガコ』も廃車にしなければならない。
私にはこの車を維持していく経済力がないから。

夜中に彼女をかっ飛ばしに行く事も出来ない。
夫は寝ている子供の面倒さえも見ない。

辛いなぁ・・・、こんな時に『レガコ』と共に海までドライブに行きたいんだけどな。
せめてね、箱根くらいまでは行きたいんだけどな。

『レガコ』には相変わらず執着してしまう私ですが、夫には・・・もう振り回されたくないと切実に思います。