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カテゴリ:息子。
息子の保護者会がありました。
長い長~いまるこの保護者会に比べ、 毎回要領良く?あっさりと短時間で終わる息子の担任の先生ですが、今回はあまりにも早く終わり過ぎてしまったらしく^^;、 先生から一通りお話が合った後に、2~3人のグループに分かれて、子供達の家での様子を話し合う事になりました。 まぁ、3時開始で3時半に終了では、あまりにも早すぎますよね というか、きちんと説明してくださっているのか心配になります 私は、欠席されたお母様の代わりに出席されていた、ある女の子のおばあ様とご一緒する事になりました。 一人足りなくて、2人きり。 ただでさえこちらのクラスには知り合いが少なく、お母様同士あまり顔を合わせる機会もないのに、いきなりおばあ様とご一緒! 何を話せば良いの??? お互いに困っていると、担任の先生がいらっしゃって「○○ちゃんはお家で何をするのが好きなんですか?」と聞いて下さいました。 ・・・この後からはスムーズでした! ○○ちゃんのお話や、先輩ママとしての子育て論などをたくさん聞かせて頂きました。 何より感心したのは、おばあ様の子育てです。 「私は子供たちに怒った記憶があまりないの。 子供達が小さな頃から、何でも一通り教えてそのまま(笑) とにかく褒めて褒めて育てたの。 怒るのはいつでも出来るけど、褒めるのは簡単じゃないものね。 あっ、ここだ!って思った時に、すぐに褒めましたよ」 「上の子が女の子だったから、お料理に興味を持ち始めた時からすぐに教えたの。 やりたくないって言えば、無理強いしなかったわ。 でもね、上手に出来た時には、それはそれは大げさに褒めたものよ。 こちらから無理に教えた事はないけれど、聞けば何でも教えてあげて。 そうしたらね、いつの間にか自分で何でも作るようになってたの。 3つ下の弟のお弁当を、中学生の時には作ってくれて助かったのよ」 「お勉強もね、私はあまり関心がなかったものだから・・・。 悪い点を取っても怒った事はないのよねぇ(苦笑) ただ、お姉ちゃんは本が大好きで国語が良く出来たから、全く作文の書けない弟に教えてあげていたのよ。 殆どお姉ちゃんが書いてしまって、担任の先生にバレてしまったことも沢山あったみたい。 でもね、そんなことが続いて下の男の子もお姉ちゃんの事を尊敬するようになってね。 ほら!お弁当もお姉ちゃんが作ってくれていたでしょう? お姉ちゃんのようになるって、頑張ったみたいなの。とっても仲の良い姉弟でしたよ」 「2人とも、塾へなんか行った事がないのよ。 お姉ちゃんが『学校できちんと勉強していれば、塾へ行っても仕方がない』って思っていたのね。 自分達でレベルの合った都立高校を受験して、大学も浪人せずにそのまま受かったわねぇ。 私達は私立高校へ行かせても良かったのに、姉弟して都立高校へ進んだのよ。 勉強は、いつの間にかお姉ちゃんが息子に教えてあげていて、私は結果しか見たことないのよ。 息子の時はちょっと不安になって、無理やり塾へ行かせたことがあったのだけれど、 『こんなの学校の先生に聞けば分かる、バカらしい』と言ってやめてきちゃったの。 どうなることかとハラハラしたけれど、結局お姉ちゃんより上の大学へ入っちゃったわ(笑)」 「子供に手を掛けたと思う事はないのよ。 でも、私は精一杯子供達を褒めた事は確かです。 子供って、褒められるのが大好きですものねぇ。 沢山褒めてあげると、うんと伸びると思いますよ」 「怒るのは簡単。いつでも出来ます。 子供が何かしてしまった時に、まずはゆっくりとお話を聞いてあげているかしら? 子供は何でもお母さんに話したいものですよ。 せっかく話してくれたんだから、頭に来る事があっても最後まで聞いてあげましょうね。 それでね、ほら、褒めるのよ。 怒るのなんて後からいつでも怒れるでしょう? 褒めるのはその時でないとね!」 「はぁ・・・。そう思って努力しているつもりなんですけど、どうしても最後に怒鳴ってしまう事が多いので、自分でも嫌になります」 と私が言うと、 「そうそう!怒っちゃうわよね。 私は褒めて褒めて育ててきたけど、もう一つ心掛けてきた事があります。 それはね、『忍耐』ね。 我慢する事って難しいけれど、子供のことなら我慢にはならないのよ。 自分で我慢していると思っちゃ辛いわよね。我慢していると思わない事。 それより、その話の中でも沢山褒めてあげる事があるものですよ。 話を聞きながら、褒めてあげる所を探すの。 怒られちゃうかな?と思いつつも話してくれただけでもすごいでしょ?」 「子供が責任感を持つように、上手く親が立ち回るのよ。 そして、褒めて褒めて育ててあげてね」 うう~ん すごいっ!私には出来ない!! 放任のように見えるけど、その実目一杯子供に目を向けています。 大らかで、包み込むような温かい愛情です。 実際にはどこまで本当かは分からないけど、ためになるお話を聞けました。 子育てに成功とか失敗とか、確かなラインはないけれど、 私も子供達がのびのびと育ってくれると嬉しいなぁと思いました。 参考にして、私も頑張って褒めまくろう! ・・・ただ何となく聞いたところ、上の娘さん(○○ちゃんのお母さん)は有名私立大学卒で今は大学で教鞭をとっていらっしゃいます。 下の息子さんは、誰でも知っている国立大学の理系に進み、今は大手企業の技術者だそうです。 姉弟、お互いに結婚してからも仲が良く、近くに住んでいるためか家族同然にお付き合いしているそう。 ○○ちゃんは一人っ子だそうですが、従姉妹同士まるで姉妹のように過ごしているそうです。 実際に○○ちゃんは動物大好き!運動大好き!な活発な女の子ですが、 学力面でも優秀で、お友達にも優しい、思いやりのあるお子さんです。 やはり、お母様がおばあ様と同じく子供を育てているのだそうです。 子供の出来は、親の出来次第なのですねぇ。 「出来ない、ダメな子はいませんよ!親の対応次第だと思いますよ」 まるこの話をしたら、そう言われました 反省です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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