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カテゴリ:息子。
3月7日。
9年前のこの日、我が家の長男K君がこの世に生を受けました 感動的な出産でした~ ・・・と書きたいところですが、 K君の出産は『シンドイ』に尽きるものとなりました 身長153cmで骨盤も出産ぎりぎりの大きさだと言われた私には、 3700グラムの息子を産むのは辛かったです。 お腹の中でスクスク育ち、 育って育って・・・育ちすぎた息子を初産で迎えたことはかなりのダメージだったのでした。 妊娠初期、43キログラムだった私の体重は、出産間際には63キログラムにまで増え、 「そんなに太ったらダメ!!」 毎回検診で医師から注意を受ける事となり、これがかなりのストレスになりました。 8~10キログラムまでしか増えてはならないと言われた体重は、この時すでにプラス4キログラム。 まだ妊娠5ヶ月にも入っていない時期なのに 私が生まれた病院だから・・・という理由で選んだ聖母病院は、 医師からの診察の後に、『相談』という形でシスターから注意やお話を頂きます。 私を担当して下さったシスターはご年配の方でとにかく怖かった!! 3回しか通いませんでしたが、 初診以外の2回は、太りすぎの事を1時間近く叱られました。 まだフルで働いていたこともあり、 いっそのこと、小さな病院でもいいからラクになりたい・・・と思ったのが更に悪かった 実家近くの個人産院で、先生も大ベテラン♪(医療的にはかなり古そう^^;) 私のお友達も何人か取り上げているというおじいちゃん先生にお任せしたものだから、 「ちょっと太りすぎだねぇ^^;」 と言われても厳しい指導がある訳でもなし。 そのまま私の体もスクスク(ブクブク)と育ってしまい、 結果、超難産となりましたとさ(爆!) 本当に大変な出産で、 息子は体が(特に頭が)大きいばかりではなく、へその緒が二重に首にからまってしまい、 通常だったら即帝王切開になるところを、さすがベテラン先生 そのまま無理に自然分娩をさせたものだから、もう大変 吸引機を使って無理やり頭をゲットし、 それでも出なくて、私のお腹の上に2人の看護婦さんが乗ってぎゅ~ぎゅ~大暴れ。 そのうち、 「先生。心音がまずいです・・・」 看護婦さんのいやに冷静な声が聞こえてきた時は、 「出産なんてもういいから!お願いっ、このまま赤ちゃんと一緒に殺して~」 と思っていました。 最後はもう、声を上げる体力もなくなり 「ホラ!いきむんですよっ」 と看護婦さんに怒られても、動けなかった・・・。 何とか出産したらしいけれど、その時の記憶が殆どありません。 あまりの痛さに、半ば気絶していたようです この時点ではもう、呼吸法など全く役に立つ状態ではなかったです。 やはり、妊婦はあまり太ってはいけません。 医者の言う事は、素直に聞きましょう。 産後も妊娠中毒症がひどく、 体は風船のようにパンパンに膨れ上がり、手首足首のくびれがなくなりました。 これ、本当に恐ろしかったです 薬を服用した為に赤ちゃんに母乳をあげる事も出来ず。 切開をしたものの、胎児が大きすぎた為に全く役に立たず、 酷い裂け方をして、産後半年間も痛くて普通に座ることが出来ませんでした。 生後間もない赤ちゃんは、いくら息子が生後1~2ヶ月後位に成長してはいても、ふにゃふにゃして抱っこをするのも怖かったし、 胸は張るのに吸わせられなくて、夜中には体中が痛くて眠れなかった。 後陣痛というのも辛かったし。 結局、息子が生まれた事に感動したのは出産の翌日でした。 あれからもう、9年が経ったのですねぇ ・・・もう、子供なんて絶対に生まない!! と思ったのに、結局約2年後にまるこを生み、この時は『超』のつく安産でしたから、 やはり私が悪かったのですね まるこの時は反省し、体重管理もきちんとしていました これだけ医療の発達した世の中でも、未だに出産で命を落とす妊婦さんもいるのですもの。 出産をなめてはいけません こんな感じで初めての出産を終えた後は、初めての育児が始まり、 今でも試行錯誤で育てている息子。 もう9歳なのに、未だに『ケーキにはライオンさんの人形をつけてね』 などと言っていて、相変わらず可愛らしいです これからもたくさん大変な事があるのでしょうけど、 大病もせず、とりあえずここまで大きくなってくれて良かった この1年でぐっと成長した息子ですが、最近はなぜか『将棋』にハマッています。 どうして??と思うのですが、それもまた成長なのでしょう。 ブロックやプラレールよりはいいかな^^; 将棋の本を借りてきて、せっせと一人で詰め将棋に没頭している息子は だんだんと親から離れてきた気がして、ちょっと寂しいこの頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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