あっけらかんでいられたら

私の学生時代からの友人は、外国に住む日本人の彼とつきあっています。

時々日本に帰ってくるとき以外は、一ヶ月二ヶ月、逢えない日々が続きます。


日本国内でつきあっていても、

心細かったり、逢いたかったり、電話だって頻繁にかけたいだろうし。

私なら、

よほどのプラス思考でいかないと、

相手にわがままでちゃう。


私の友人は、最初は、相手にきらわれないように、


「電話したいなあ♪」とか

「日本に帰ってきたときに、こんなことしたいなあ♪」と、


強くは言えなかったのです。


相手に、いやがられたらいやだなあ・・・・って。


最初はね、まあ、かわいいわね♪なんて、

話を聞いていたんだけど、


つきあって数ヶ月しても、

電話はかけあいたくないとの、外国の彼の言葉に、


女としては、「むむむむ！！」


友人も、「私たちってつきあっているのかなあ・・・・。」


けれど、電話代や、それぞれの生活パターンで、

メールで極力がんばって、ここぞと言うときには、

日本でたのしく時間を過ごす。


このおつきあいの仕方に、友人がいちばん、不安だったり、

しんどかったりしていましたね。

私は、話を聞いてあげることしかできませんでした。


でも、

客観的に二人をみていると、

そうやってつづけられるというのは、

それだけ、
ふたりのあいだの想いや絆が、深いんだろうなあと。


ただ、友人は、

彼との間の温度差を感じるときなど、


不安になると、


頻繁に電話で連絡を取っていない分、

救われる部分もあるし、


しんどいときもあって、


やっぱり大変そうです。


二人がうまくいって欲しいなあと願うばかりです。