あっけらかんでいられたら

２１年余りの長命で旅立ったチャミちゃん。
人間の歳で言うと，１００歳ほどだそうです。

私が高校の頃に，道端でまだ目も開いてない，黒猫ちゃんを拾った。
そしていろんなことを私たちにあたえてくれた。

２１年目の９月１２日未明。まだ夏の名残で暑い日が続いていた頃
静かに亡くなった。

体調が一進一退だったので実家の両親が病院へ数日預けていたのだが
お医者さんが万が一，病院でなくなってもいいんですね，
家へつれて帰らなくていいんですねとは話をしていたそうです。

最後は食べ物を受け付けなくて吐いてしまっていて。
病院はタクシーでかけつけないとならない距離なので
両親も覚悟を決めていたそうですが
やはりそばにいてあげたかったと嘆いていました。

１３日午前中には，ペット霊園にてお骨にしていただいた。
静かに降っていた雨が印象に残る一日でした。

最後の一週間は，チャミちゃんにとって苦しかったので
やっと楽になれたね～と見送ることができました。

9月１１日の日記に亡くなったことをかきました。

それからまだ一週間も経っていない，この日曜日。

ごみ集積所のカラスよけのネットや，その周りをきちんとしようと
夜９時近くに，外に出たてぃばぁ。

終わってふと視線？！！気配を感じそっと振り返ると

腰が抜けるかと思ったほど，「ギョ！」



チャミちゃんそっくり！！写真はだいぶ若い頃ですが
その夜には，中年以降の，どっしりとしたチャミちゃんを思わせるような
黒猫ちゃんが，

私がおどろいて腰を抜かしそうでアワアワしている様子にも
動じることもなく前足をそろえてこちらをじっと凝視しておりました。

「ええ！チャミ・・・じゃないよねぇ。」
（私は生まれて初めて猫ちゃんのお骨を拾ったばかりでしたし。）

わたしの口はアワアワアワ・・・まんがじゃないけれど
総入れ歯が外れた口元のようになっていました。

前傾姿勢で，じ～～っとみつめあう私と黒猫。

チャミちゃんが亡くなったばかりだったので
こうして元気だった頃のチャミちゃんを思わせるような姿を
見る事ができて，幸せでした。

それにしても動じない黒猫ちゃん。

あ！そうだ，うちの斜め前のおうちで黒猫の赤ちゃんが生まれたんだけれど
母親がグレーに黒の縞模様の猫ちゃん。

・・・？？なのに赤ちゃんは真っ黒。

ということは，目の前にいるのは，父親だ！！

おお！！目で追っていくと，母猫のおしりのあたり，においをかいでいるぞ！！

ああ，いつのまにか彼女が出てきたのね。

似たような黒猫ちゃんは近所にもあちらこちら，野良ちゃんでいるけれど，

ちょっとスリムだったりしてなんとなく感じが違っていたんです。

でも，

この夜の，オスですが，どっしりとした風格のある黒猫ちゃんには
あまりにそっくりで，
おもわず実家の母に電話をしてしまったほどでした。

偶然とはいえ，うれしかったですね。

悲しくなくて，なんだか実物に逢えた！という嬉し涙が出ました。

こういうのいいなあと迷ったんですが・・・

ぎりぎりセーフでこちらを購入しました。実家の母の分も一緒に。

猫にも個性があるんですね。
思えば赤ちゃんだった頃から，ほんとうに可愛くて。
そのうちわたしのお友達からお姉さんになって。
そのうち私を追い越して先生？！のようだった。

家の中でもシャン！としていて。けれどつらいときは横にいて
私に寄りかかったり，舐めてくれたり。
わかるんだなぁ・・・と不思議に思ったものです。

亡くなってしばらく経つけれど，
涙は出ることがなくて
反対にとてもあたたかい気持ちになるんです。

ありがとう・・・感謝の気持ちが自然に湧き上がっているのには
これまた不思議です。

生活＝家庭です。
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日記書き込みは２２日金曜日のお昼です。
パソコンの電源コードが，おじゃんになってしまいました。
なので・・・だんなさんのパソコンからの書き込みです。
小学長男，このところ，痰がからんだり咳が少し出ていますので
この秋喘息注意！という想いもあり，
たいしたことがない状態で，咳止めと，現在の状態を診てもらいにお医者さんへ。
給食をたべて早退という形をとって，帰りにアダプターを購入予定です。
今日の関東は明るいけれど，肌寒いですね。
わたしも鼻水とくしゃみがでております。