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カテゴリ:things@ヒト
少々風はあるものの、いいお天気の日曜・午後4時過ぎ。
飲食店以外のお店は閉店し始めるが、まだまだ賑わっている ストリート。 カフェが歩道にもテーブルを置いている為、少々歩きづらい。 角にカフェのあるT字交差点をわたりながら左を見ると、反対側の 車線に3・4人の警官が立っているのが見えた。 白バイと青いセダンの前で談笑していた。 交通事故があったようには見えず、その青いセダンが車上狙いに あった形跡もなさそうだった。 「何か取り締まり?」と思いながら、まっすぐ歩き続けた。 のえぱぱの靴を見に行ったのだが、やはり閉店していた。 お茶でもして帰ろうと、先ほどのT字交差点へもどった。 信号が変わるのを待ちながら、「本当に何があったんだろう?」と 夫婦で話していると、白いセダンが警官のひとりに停められた。 警官は運転手の若い白人男性に何やら話しかけ、その車は左の ウィンカーを点滅させた。 青いセダンの前に停車するように言われたのだろう。 「あ~、ひっかかちゃったんだね。」とのえぱぱに言いかけた時、 停車するかに見えたその白いセダンはものすごいスピードで 右折してきた。 慌てて警官が青いセダン(覆面パトカーだった)に乗りこんだ瞬間、 「ドンッ!」とものすごい音がした。 「きゃ~!!!」(←私の叫び声) 白いセダンに続き、パトカーがサイレンを鳴らしながら私達の前を 通り過ぎた。 カフェのテーブルから何人もの野次馬がやってきて、私達夫婦は 押し出されるように2台の車が走っていった道を覗きこんだ。 その道はわき道で、数メーター先は左にしか曲がれない。 道の左右は駐車場の出入り口となっていて、中央に標識の 立てられた小さな分離帯がある。 その標識が見事に倒されていた。 さっきの大きな音は、逃走車が標識にぶつかった音だった。 カフェの店員さんが残っている警官に事情を聞きに走りだしたり、 お尻が半分こぼれそうなジーンズ姿のお嬢さんが2台を追っかけて 走り出したり、野次馬は増え続け・・・ 一体、何だったのだろう? 何か事件があったか、通報があったかで警官はそこで張り込んで いたのだろうか? その白いセダンが容疑者なのか? 謎は深まるばかりだったが、そんなことより・・・ その白いセダンが右折した時、対向車が突っ込んできていたら・・・ 信号待ちしてた私達はどうなっただろう・・・ そう考えると怖くなって、早く家に帰りたくなった。 何ヶ月前だったか、やっぱり夕方、ふたりの男性が目の前で 殴り合いを始めたことがある。 駐車場の出入り口のある歩道で、車が車道に出て行くのを 待っていた時、私の横で同じように待っていた男性が、駐車場から 出てきた車の後部を何やら叫んで叩き、それに腹をたてた運転手が 車から降りてきて、それは始まった。 歩道に並べられたカフェのテーブルになだれこんでの殴り合い。 その時も怖くなり、回れ右して、もと来た道を引き返した。 ここは、「世界一住みやすい都市」に選ばれたこともある。 確かに暮らしやすい。 が、やはり何が起きるかわからない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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