昨晩の我が家の夕食・・・
ラタトゥユ
ルッコラのサラダ
ベーコンとズッキーニのリガトーニ（クリームソース）

そして今晩の夕食・・・
昨晩の残りのラタトゥユ
クラム（貝）のパスタ
そして、


白身魚とズッキーニのマリネ（バルサミコ風味）
使用した魚は、マーケットの魚屋さんに「揚げたいの！」と言って
薦められた名前を思い出せない魚。（笑）
しかもミントを買い忘れ、バジルで代用。

って、そんなことはどうでもいい。
おわかりになるだろうか？
昨晩から我が家の食卓に必ず登場している野菜。
そう！ズッキーニ！
（ラタトゥユにもばっちり入っている。）


ホワイトズッキーニ！
正式名称は判らないが、八百屋のおじいちゃんとはこの呼び名で
通じ合っているので、よしとしている。（笑）
脱帽！で登場、今ではなじみのお店となった八百屋の
おじいちゃん。
1ヶ月前くらいだろうか、普通のズッキーニを買おうとしたら、
この白いズッキーニと取り替えて、袋に入れた。
「この時期は、こっちのほうがおいしいから、これにしなさい！」
確かに美味しかった。
ない日もあるのだが、入荷する日を教えてくれて、必ずとって
おいてくれる。

昨日も、私の顔を見るなり、「ホワイトズッキーニ、今日は
あるよ。いるかい？」
「ええ、いただきます。」と私が答えるや否や、お店の若い
お兄さんに奥から取ってくるようにおじいちゃんが言った。
その間、他の野菜や果物を選んでいると、恒例のおじいちゃん
チェックが入った。
他にお客さんがいなかったこともあるが、今回は、私が選んだ
ものを手に取る度に、その場で判定が下された。
ダメな場合は、手から取り上げられ、奥からいいものを持ってきて
くれる。
ちなみに、今回、合格だったものは・・・
バナナ、Leek、ピーマン、ショウガ。
不合格だったのはイチゴ。
1パックでよかったのだが、2パックになって、奥から登場。
（もちろんオマケしてくれる。）

そうこうしているうちに、お兄さん（このお兄さん、おじいちゃんが
いない時は、小ぶりのバラの花束をくれるとか、セントを切り捨てる
という大胆なオマケをしてくれる！）がホワイトズッキーニを袋に
いっぱい入れて持ってきた。
トゲトゲしていて、ものすごく新鮮！
「これでいいかい？」 おじいちゃん。
「ちょっと多いわ。うちはふたりだもの。」私。
何本か袋から取り出すおじいちゃん。
「彼女はイタリア人じゃないんだから、そんなにたくさんズッキーニ
ばかり食べないだろう。」
お兄さんがそう言ったとたん、おじいちゃんは取り出したズッキーニを
また袋に入れ、
「今日も、明日も食べればいいじゃないかっ！」と大声で言った。
（実際の量は、画像よりも多い。）

ということで、ズッキーニを食べる日が続いているのだった。

それから、ここでお花を買うことも多いのだが、昨日もバラを
選んでいたら、
「スペシャルなバラを見せてあげるよ。ついておいで！」と
おじいちゃん。
お店の陳列棚の下、カバーで隠されたところに、こんな素敵な色の
バラがっ！


「うわぁ～！きれい！」
「そうだろぉ～！ボクが一番好きなバラだよ。」
おじいちゃんは、2束のうち1束を取り出し、私が買い物したものが
入っているダンボールの上に置いた。
おじいちゃんが自分用にとっておいたバラだったに違いない。
精算しながら、
「いいんですか？」と聞くと、
「いいんだよ、いいんだよ。」と笑顔で答えてくれた。

初めてその八百屋さんに行った時は、ちょっと怖そうに見えた
おじいちゃん。
ふたりきりの夕食でも楽しく過ごせるのは、おじいちゃんの
お陰です。
いつも、いつも、本当にありがとう！
今年もよろしくご指導ねがいます。（笑）