のえぱぱが、帰宅するなり、
「初めて、飲酒検問されてん♪」と言った。
「♪」って・・・うれしいの？（笑）

私達が暮らしている州の警察は厳しい。
警官の数も多いし、パトロールもよくしている。
パトカーを見ない日はない。
お陰で、この都市はAUで犯罪発生率が最も低い。
そして、整備不良や車検切れ、飲酒の検問も厳しい。
たぶん、日本よりも。
「オージーだって飲んでるし、1杯や2杯くらい平気。」と
言う人も中にはいるが・・・

我が家は車で出かける時は、絶対に飲まない。
お酒を飲むことがあるかもしれない時は、タクシーを
利用する。
日本でもAUでも、変わらず、そうしている。

で、のえぱぱ、「飲酒検問 初体験」の様子は、本人に
レポートしてもらうことにしよう。

みなさん、はじめまして。
のえぱぱです。
検問の脇を通ったことは何回かあったのですが、ついに
停められてしまいました～。
前のくるまが誘導されたので、きょうも大丈夫かと思いきや、
誘導灯を持ったおまわりさんが、何を思ったか
「あんたも来なはれ」とばかりに道をふさぐので、
仕方なく検問車のほうへ行くことに。
検問車の前では、ちょっと美人だけどとっても怖そうな
婦人警官さんが、「はい、これ」と、テスターに紙パイプの
ついた装置を出してくる。
飲酒検問は、実は日本でも引っかかったことがなかったので、
あ～、これに「ハァ～」ってすりゃええんやなと、思いっきり
「ハァーーーー！」と息をかけたものの、その婦警さん
とっても怖そうな顔で、「やりなおしっ！」
なんで？と聞くと「紙パイプをくわえて、息を吹きかけるの」
だそうな。
「すんませ～ん、初めてなもんで・・・」と言いかけたが、
婦警さんが怖い顔するので、さっさとやろうと心に決め、
息を「フッ！」
するとすかさず婦警さん「Longer!」
「フッ！」ではなく「フーーーーー」が正しかったようだ。
婦警さん、ますます怖い顔。
「飲んでるの、ごまかしてるんちゃうか」と言わんばかり。
せやから、やったことないねん！ほんまに。
しょうがない、もう一度「フーーーーーー」今度はどうやっ！！
おっ、センサーが反応してるぞ、ちょっと緊張。
（飲んでないので当然セーフのはずなのだが、なぜか緊張する）
ピッ、ピッ、ピッ、ピーーーー・・・「OK、行ってよし」
はいはい、そんな怖い顔で言わんでも、行きますがな。
ということで、緊張の初検問を無事済ませたのでありました。
いやはや、心臓に悪い。これは。

のえぱぱ、初レポート、これにて終了。
ちゃんちゃん♪


「ハァーーーー！」
「パパ、『ハァー』じゃなくて『フゥー』です！」
「フゥー！」
「私に内緒でメロン、食べましたねっ！」