節分の今日、太巻きを作った。

関西生まれの方、在住の方はご存知かと思う。
そう、「かぶり寿司」である。
私は関西人ののえぱぱと結婚するまで知らなかった。

その年の恵方とされる方角に向かって、切られていない
太巻きを食べるのであるが・・・
のえぱぱ曰く、直立不動で、決して声を出さず、一気に
食べなければならないらしい。

「私は関西生まれではないから、しなくていいの？」
「いやっ！家族全員参加！」
よって、結婚して以来、毎年行っている。
最近では「恵方巻き」と小ぶりの太巻きも販売されているが、
太巻き1本、しかも切らずに食べるなんて・・・
私には、苦行以外の何物でもない。
呼吸困難になりかけて以来、私は半分の長さで
許してもらっている。

今年の恵方は、南南東。
我が家のその方向には、祖父母の写真がある。
夫婦ふたり並んで、一気に太巻を食べたのだが、祖父母に
見られているような気がして、非常に恥ずかしかった。
食べ終わった後、のえぱぱも、
「おじいちゃんと目が合っちゃって・・・笑」と言っていた。
「おばあちゃんは、きっと、『まぁ！なんてお行儀の悪い！』って
言ってると思うよ。」と、私が言うと、
「おばあちゃん、これは縁起ものですから、今日だけは
許してください。」と、のえぱぱは、祖母の写真に向かって
言い訳をしていた。（笑）
あ～、今年も苦しかったぁ～！


ノエルさん＆ヴェルデくん、お豆が入手できなかったので、
今年の豆まきは中止です。
豆まき大好きなノエルさん、残念ですが、ご了承くださいな。


ノエルさん、あなたが鬼のような顔になってどうするの～
ヴェルデくん、やっぱり何もわかっていなかったのね・・・