アジアからの移民も多いこの都市では、想像していた以上に
いろいろな日本食材を手に入れることができる。

日本で売られているような味の食パンや菓子パンも、
コリアンの方が経営するパン屋さんで売られている。
チャイニーズのパン屋さんのものも日本のそれに近い味だが、
コリアンのパン屋さんのほうがより近いような気がする。
お店の人から聞いた話では、韓国のパン職人さんの多くが、
日本で修行するとのこと。
なるほど！

スーパーや八百屋さんでも、白菜、モヤシ、オクラは入手可能だし、
大根、牛蒡、ニラ、シイタケ、エノキ、ニガウリなどもマーケット、
アジアングロッサリーに行けば、購入できる。

のえぱぱも私も、「絶対、和食じゃなきゃ！」というわけでは
ないので、イタリアンな夕食や洋食や続いても平気である。
こちらで売られているもので、充分満足している。
でも、やっぱり日本人。
和食が食べたい日もあるし、「あ～、あれがあったら・・・」と
思うこともある。
特に、みつば、みょうが、うど、ゆずなどの香のあるもの。
（シソは、アジアングロッサリーに紫色のものが売られている。
青しそは、季節になると扱う日本食材店もある。）
どれもなつかしい。

そして、今日・・・


とある日本食材店で、みょうがを発見！
レジの側においてあり、思わず大きな声で、「うわぁ！」と
言ってしまった。
みょうがは乾燥しているところでは、なかなか育たないと
聞いていたこともあったので、目を疑った。
「もうこれが最後なんですよ。」と店員さん。
「いただいてよろしいですか？」と聞いてしまった。（笑）
レジで、「嬉しい！」「大事に食べなきゃ！」を連発する私。
ニコニコ顔ののえぱぱ。
「そんなに喜んでいただけて、みょうがもみょうが冥利に
つきるでしょう。」と店員さん。

3個1パックのみょうが。
日本のスーパーだと、季節問わず、いつでもお目にかかれる。
私はみょうがが大好きで、季節になると、産地直送で送って
もらったものを、てんぷらにしたり、甘酢漬けにしたりしていた。
いろいろな料理の薬味にもかかせなかった。

みょうがが宝石に見えてくる。
ずっと眺めていたいくらいだ。
いやいや、新鮮なうちに食べてあげなきゃ！（笑）
1個お裾分けして、残りの2個。
どうやって食べようかしら・・・（感涙）