「さぶっ！」と目を覚ますと、なんと午前3時半！
うっかり、ソファーで寝てしまった。
慌てて寝室に行き、ベッドの中に潜り込んだのはいいのだが、
眠れなくなってしまった。

テレビをつけても、テレビショッピングばかり。
（日本でもおなじみのニキビ用の化粧品とか美顔製品とか。）
本を読んでも、ますます目は冴えるばかり。
ん～、ん～、苦しい～
眠れない。。。

そんなこんなで5時。
私はベッドの左側なのだが、こちらにノエルさんのベッドがある。
ノエルさん、むくっと起き上がった。
「ノエルさん、もうトイレかな？」
ノエルさんの朝の担当は、のえぱぱ。
「そういえば、ノエルさんがどんなふうにのえぱぱを
起こすのか見たことないわね～」
で、観察してみた。

ノエルさん、ベッドの右側で寝ているのえぱぱのところへ。
私のことなど見向きもしない。
顔だけベッドから落ちそうなのえぱぱの様子を真正面から
立ったまま、静かに眺める。（約1分）
そっと近寄り、手や体を少しくんくん。
伏せをして、再び、のえぱぱの顔を眺める。（約1分）
またまた、そっと近寄り、のえぱぱの顔に鼻先をもっていき、
くんくん。
決して鼻はくっつけず、毛が微妙にかすれる距離。
円を描くように、顔じゅうをくんくん。
（「ものすごい技だっ！」笑いをこらえる私。）
「ん～」
ちょっとだけのえぱぱが動く。
ノエルさん、再び伏せして、じっとのえぱぱを見つめる。（約1分）
そして、パシッ、パシッと床を叩き始める。
「くぅ～くぅ～」という、何とも甘ったるい声つき。（約1分）
（ノエルさん、約1分が大事なのねっ！）
むくっと、のえぱぱは起き上がり、メガネをかけ、トイレに行き、
歯を磨き、上着を羽織って、ノエルさんと部屋の外へ。
「バタン！」と玄関のドアの音。
のえぱぱ、私が起きていることに全く気がつかないまま
散歩に出かけてしまった。

ノエルさん、巧妙すぎますっ！
ちなみに、私を起こす場合は、ダイレクトに床を叩き続け、
最後に、私の側にある電話の受話器をひっくり返す。
（ベッドサイドチェストをまだ未購入の為、電話は床の上。
なかなか気に入ったものがなくて・・・汗）
電話の「プープープー」という音が大きくなって、やっと
私は起き上がる。
私の寝起きが悪いことをしっかり把握した作戦である。
出張などでのえぱぱが留守の時以外、ノエルさんが私を
起こすことはない。（笑）


12年も生きていると、技のひとつやふたつ持っておりますわん。
お～ほっほっほっ♪

朝っぱらから大笑いした私。
今日もゴミ出しにポーチに出ると・・・


ここのところ、頻繁に名前が登場している隣のモーリー嬢。
（ お子ちゃまなおばあちゃん ）

あら、モーリーちゃん。
あなたもご機嫌いかがぁ？
って、ちょっとまったぁ！
昨日はここから、足先＆鼻先しか見えなかったよね？
今日はお顔が見えてるんだけど・・・


よく見ると、地面がくぼんでいる。
ぴったり、モーリーちゃんの体の幅ほど。
1日でここまで穴を掘るなんて・・・
貫通するのも、そう先のことではなさそう。
やっぱり、あなたはジャックラッセルちゃんなのねぇ。