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カテゴリ:ヒトの日常
のえぱぱは、人から「優しい人だ」と言われる。
「こんなに優しい人、(私には)もったいない。」と 亡くなった祖母は、会うたびに言っていた。 そんなのえぱぱを「むっ!」とさせてしまう日がある。 1年に1度、必ず同じ日・・・3月1日。 ワインをお土産に帰宅したのえぱぱ。 「そのワイン、どうしたの?いただきもの?」 「いや、ちょっと帰りに買ってきた。」 「あら、珍しい!どーしちゃったの~」 「・・・」 「今日って、何かの記念日でもないでしょう?」 「!」 「!」 ヤバイ・・・今年もやっちゃった・・・ 3月1日は、私達の結婚記念日。 「ごめん。。。どうしても、3月10日と間違えちゃうのよね~」 「いや、もう慣れた・・・」 「2000年のビンテージだぁ~♪」 「!」 「!」 結婚式は、2000年の3月1日だった。 「ごめん。。。ご馳走じゃなくて。」 「いいよ、いいよ、着替えてくる。」 「ほっ。。。」 これ以上、墓穴は掘れない。 「6年目になるんだよね?」 「満6年。7年目が始まるんだよっ!」 あ~、深みにはまっていく・・・ 「このワイン、出張から戻ってきたら、改めて飲もうね♪」 「そやね。」 「香港かぁ~、いいなぁ~、香港ナイト♪(ユーミンの曲)じゃん!」 「片道9時間、滞在約20時間!」 「ごめんなさい・・・」 どん底まで落ちた。 夫が結婚記念日を忘れるという話は聞いたことがあるが、 妻が忘れるという話は、私も聞いたことがない。 こんな私に、忘れているかもと思いつつ、毎年、結婚記念日には、 ワインやシャンパン、バラの花束を買ってきてくれるのえぱぱ。 あ~ごめんなさい! 写真立ての中から、祖母のお小言が聞こえてくるような・・・ 大反省! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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