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カテゴリ:dog training school
「イジーママ、元気になったかなぁ?」
「そうやなぁ~」 朝食をとりながら、のえぱぱとこんな会話をした。 土曜日のトレーニングスクールで、ちょっと事件があった。 今週はLevel1&2 合同のレッスンで、ミッシェル先生が先に指導に あたっていた。 ノエルさんを囲み、マイケル先生やズースパパと話をしていると、 イジーちゃん&イジーママが遅れてやってきた。 挨拶もそこそこに、すぐにレッスンに加わったイジーちゃん& イジーママ。 私達はレッスンの様子を眺めながら、またおしゃべりを始めていた。 すると、ワンコの争う声がして・・・ 「あっ!イジーちゃん!」 今週から参加している大きなワンコ(ボクサー系?)とイジーちゃんが もつれ合っていた。 私にはイジーちゃんが腰を抜かしているように見えた。 どちらのオーナーも2頭を引き離そうとしていた。 すっ飛んでいったマイケル先生によって、事態は収められた。 一瞬の出来事で何が起きたのかよくわからなかった。 そのまま何事もなかったようにレッスンは続けられた。 ジャレ合いがヒートアップしたのだろうか? 確かにイジーちゃんは元気がよく、他のワンコに対しても(人間に 対しても)大変フレンドリーなワンコで、同級生たちを遊びに 巻き込むのが上手なのだが、彼女がヒートアップして喧嘩のような 状態になるところを見たことがない。 ワンコだから何でスイッチが入るかわからないということは、重々 承知しているのだが・・・ 他のみんなはレッスンを続けていたのだが、マイケル先生が2頭を 引き離した後、イジーママとイジーちゃんだけこちらに戻ってきた。 深くため息をつき、「コーヒーが飲みたいです。」と日本語で言って、 彼女はカフェのほうへ行ってしまった。 元気がなかった。 相手のワンコのママも見学していたので、イジーママには何も 聞かなかった。 イジーママも何も言わなかった。 休憩をはさんで、マイケル先生のレッスンが始まった。 しばらくすると、イジーママも戻ってきてレッスンに加わった。 やっぱり、元気がない。 見学していたボクサー系(?)のワンコのママに、ミッシェル先生が 「desex(去勢)させるといのもひとつの手段。攻撃性を弱める他、 病気予防にもなるわ。」と言っているのが聞こえた。 他のワンコに少し攻撃的なところがあることを、ママが相談している ようであった。 レッスンが終わり、同じ方向へ歩いている元気のないイジーママに 「大丈夫?」と声をかけることができた。 やはり相手のワンコが、横に並んだイジーちゃんにいきなり牙を 剥いたらしい。 「噛まれたの?イジーは大丈夫なの?」と聞いたら、「イジーは もう大丈夫。でも、私が・・・。本当に怖かった。どうなるのかと 思って本当に怖かった。」とイジーママが答えた。 「ノエルも何度も襲われたことがあるから、あなたの気持ちは すごくわかるわ。」としか言えなかった。 まだ不安そうな彼女。 今回、イジーパパは来ていない。 カフェの前にさしかかった時、後ろから心配そうな顔をして イジーママのお友達が走ってきた。 きっと、レッスン中にカフェへ行った時に連絡したのだろう。 「See you later(またね)・・・」 「うん、See you later・・・」 車の中で、はっ!と思った。 イジーママ、日本語で「コーヒーが飲みたいです。」って・・・ もしかして、ついてきて欲しかったのでは? 怖くて、ひとりでいたくなかったのかも・・・ 話すことはままならないけど、側で話を聞いてあげることは できたはず・・・ ちょっとブルーになった。 来週はイジーママのいつもの元気な姿が見られますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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