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カテゴリ:ヒトの日常
「あまり痛みがないように祈っているからね!」
ちょうど庭の手入れにきていたジャスティンさんが声をかけてくれた。 今日は歯科手術の日である。 初めて受けるものだけに、どのようなことになるのか想像もつかず、 ただただ不安であったが、当日を迎えてみると不思議と平常心。 ジャスティンさんとのえぱぱの談笑(話題はカップ・デイとBBQ)を ニコニコと聞けるだけの余裕はあった。 専門医に到着し、ドクターと最近のお天気や、またまたカップ・デイの 話を少し。 「日本の馬は凄かったですね。」 「ええ、私達も驚きました。先生、馬券は購入なさったのですか?」 「いえ、私は賭けていませんが、弟が・・・えっと、2位になった・・・」 「ポップ・ロック!」@衛生士&私 「そうそう!その馬に5ドル賭けて、50ドルになったようですよ。」 とても骨に穴を開ける手術を受ける前とは思えない和やかさ。 麻酔の注射が終わると、ドクターはいつものように、のえぱぱに 受付で待つように行った。 「後でな。」 「・・・・(後でね。)」 彼に軽く手を振った。 その後、順調に手術は行われた。 一度だけ、先生の手元から骨に埋め込む何か(たぶん)が、舌の 下側、喉に近いところへ滑り落ちた。 その瞬間・・・ 「Sorry!早く、吸い取って!」@ドクター 「はい!」@衛生士 「・・・!(飲み込まないように、頑張ります!)」@私 3者の連携が上手くいき、何事もなく済んだ。 手術が終わり、アイスパックを私に手渡しながら、衛生士の女性が 笑顔で声をかけてくれた。 「がんばったわね。あなたは優秀な患者さんよ。」 診察室に戻ってきたのえぱぱにも同じことを言った。 「彼女は、今日来院した患者さんの中で一番優秀だったわ。」 私こそ、彼女に「あなたは優秀な歯科衛生士さんよ!」とお礼を 言いたかった。 手術中、口の中で不快な感触が全くしないのは彼女のお陰なのだ。 (この専門医ではうがいは全くしない。歯科衛生士による 吸引のみ。) 「どんな感じ?」 「ん~、ビスを入れられた壁の気持ちがわかる。」 「なんや、それ!答えになってないやん。」 「あはは、そうだね。抜歯の時より楽だった。痛みは麻酔が切れて みないとわからないけど。」 「『優秀な患者さん』って言われとったな~」 「いつもどおり、口を開けていただけよ。逆に『優秀でない 患者さん』って、どんな人なのかな?」 「暴れるとか?」 「急に起き上がるとか?」 「頭をゴロン、ゴロン動かすとか?」 ↑夫婦共々、頭の中に浮かんだ画像。 「うわはは!」 「うぐぐ!」 こんなおバカなことを言っているうちに、自宅に到着したのだった。 <おまけ> 麻酔が切れた現在、違和感こそ少々ありますが、痛み止めを 服用していることもあり、痛みはありません。 抜歯の時は薬を飲んでも痛かったし、食事が出来ないくらい でしたので、それに比べると随分と楽です。 不便さはありますが、食事も出来ております。 ご心配いただいている皆様、どうかご安心ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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