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カテゴリ:頑張れ!受験生!!
さて、昨日に続き、私の中学時代の話を。
夏休みを境に、2学期から私の不登校は本格的になります。 親の学校に行かせたい気持ちと、私の学校に行きたくない気持ちが、 真っ向からぶつかる事になるのですが、それは、凄かったですよ。 親としては、世間体もあったでしょうが、不登校が今後の娘の進路に不利になる事は、解ってるのですから、それはそれは、必死だったと思います。 何も、苦労すると解って、その道を子どもに歩かせたいと思う親はいませんね。 今なら、当時の親の気持ちも解るんですけどね。 どれ程、必死だったかと言うと、 「学校に行かない」という私を、布団から引きずり出し。 パジャマのまま、車に乗せ、中学校まで送っていくわけです。 私も、そんな姿で中学校に行くなんて、恥ずかしいから、車の中で、制服に着替えるのです。 他の生徒の目もあり、学校の先生に説得され、渋々、教室に入るのですが、 学校に行けば「早退させてください」が言えなくて、最後まで教室にいる事になります。 もちろん、変わり者を見る目で見られるのですから、苦痛でしか無かったですけど。 学校に行けば、最後の授業が終わるまで、学校にいるのですから、 親は毎日、学校に送ってくれる事になります。 とにかく、学校に行かせることが、第一目的ですから、教科書も筆記用具も持たず、登校するんです。とりあえず、制服だけを車の中で着替え、先生に促されて、教室に入る。そんな毎日が長く続くわけがありません。(よく耐えてたと思います。それが嫌なら、初めから、ちゃんと登校すれば良いのにって思うでしょうけど、それが、出来ないんです。) 私だって、無抵抗だった訳じゃないんですよ。 車に乗せられる前に、当時、唯一、鍵のかかるトイレに閉じこもり。1時間でも2時間でも、親が諦めるまで、ずっと閉じこもるのです。 親も逃げられないよう必死なので、毎回、トイレ閉じこもりが成功するわけじゃないです。 車で学校に向かい、親が先生を呼びに行っている間に車の鍵をしてドアが開けられないようにしたり。 「学校に行け!!」って、2階の階段から、突き落とされたり。引きずり降ろされたり。 怪我しなかったことが、不思議な程でした。 私も親も、先生も必死だったと思います。 そんなこんなで、2学期が終わろうとするのです。 3ヶ月間、毎朝、親子でこの攻防が繰り広げられるのですが、 よく気力と体力が続いたなぁと、今になれば思うのです。 中学1年生の3学期。私達、親子に一つの転機が訪れます。 当時、養護学校に勤めていた父。このままでは、いけないと思ったのでしょう。 同僚に相談したのか。どうかは解りませんが、私達はカウンセラーを受ける事になります。 発達障害児や心身症の児童を抱える親の相談機関だったように思います。 学校の対応も早かったと思います。カウンセリングの日は出席扱いにしてくれ、教室に入らなくても、車の中で抵抗していても。学校の敷地に入れば、出席にしてくれました。 私の周囲の大人が、カウンセリングを機に、私を理解しようとしてくれました。 無理やり登校させる事は無くなり、とりあえず、心の均衡を取り戻せました。 その間も、担任による家庭訪問はありました。 新任の先生で、社会人一年生。情熱もあり、希望でいっぱいだったろうに 生理的に受け付けられないと拒絶され、不登校という問題児を抱えることになろうとは、 思いもしなかったろうな。後に、教師をやめ実家の家業を継いだと聞き、 その一因は、私だろうなぁ。。。たぶん。って思いました。 長くなったので、続きは、後ほど。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月20日 16時07分16秒
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