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カテゴリ:つぶやき。。。
先日、実家に帰省した時に
友人と元職場に顔を出しました。 職場というのは、身体障害者の入所施設だったのだけど。 私が働いていた時は、80床を3フロアーに分けて、 各階10人前後の職員の配置がありました。 当然、休みの職員もいるし、夜勤の職員もいるので 平日の日勤帯での職員は、7人前後だったと思います。 それでも、少ないと不満を洩らしていたのに、 先日、当時を知る利用者と話をすると 「今は、入浴の日(平日の日勤帯)でも、5人居れば良い方だ」との事。 車椅子に介助なしでは、乗り降りが出来ない利用者が殆どで、 それでも、車椅子に乗れば、自分で移動できる人は良い方なのだけど 車椅子に乗れさえすれば、自由に動けるだけに、 今の職員の不足は、ストレスの種になっているようです。 私達を知る利用者に、顔を出す先々で、 「あの頃は、良かった。。。」と昔話に花が咲き。。。 職員さんも、日々の業務(最低限の)に追われて、 利用者とゆっくりと話す事も少ないのだろう。 ある利用者さんの部屋にお邪魔した時も 世間話から、日々の愚痴を散々聞いていると 利用者「あのさぁ。元職員さんが二人いるから頼みたいんだけど。」 私達「なに?」 利用者「シーツ敷いて貰えない?汚したから、交換してくれるって看護婦さんがシーツを剥がしてくれたは良いけど、忙しいみたいで、シーツ敷いてないと、私、ベットに戻れんのよ。」 私達「そうなん?最近は、ベット生活なん?もっと、早く言えば、すぐにシーツ交換したのに。」 利用者「こういう時は、面会者が元職員っていうのは、嬉しいわぁ。」 自分で、ベットに乗り降りできる利用者も、職員の不足は切実の様でした。 ※看護婦さんの名誉のために言っておきますが、ナース2人(1人は外来の付き添いの場合もある)で、3フロアの対応をしなければならず、今回、汚染されたシーツの上に、利用者を寝かせておくのは、良くないとの判断で、シーツをはずし、ケアワーカーに後を頼んだと思われる。 少し顔を出すつもりが、2時間近くも、つかまってしまい。 「介護現場って、人不足って聞いてたけど。本当に少ないんだね。今、復帰してと言われても、絶対、無理やわぁ。。。」 介護福祉士の有資格者が二人で、顔を見合わせ、つぶやきました。 母も老人福祉施設で、働いているので、この話をすると 母「今は、1年勤めたら長い方よ。」 私「じゃあ。5年や9年(私)勤めたら、ベテラン?」 母「そうよぉ~!」 何処も大変なんだなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月04日 13時59分48秒
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