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カテゴリ:教育
私が小学生だった頃。
みつけたこと帳というノートがありました。 先生との交換日記のような、毎日の作文のような物でした。 そのノートには、絵日記でも良いし、作文でも、詩でも、何でも、思った事(見つけた事)を書いて良いノートでした。そして、毎日、提出しなくてはならない宿題でした。 作文が苦手な子とかには、嫌な宿題だったと思いますが、 私は、意外にも好きでした。 低学年の頃は、作文が多かったですが 3年生の頃になると、もっぱら、詩を書くことが増えました。 何しろ何を書いても良いのですから、楽しくて面白かった事を記憶してます。 そんな幼少期を過ごした為か、思春期なると、 自分の気持ちを言葉で現す事が多くなり、 ノートに何冊も、詩集になる位、詩を書いたと思います。 中学時代に作った詩の中に、次のような詩があります。 人生が 一つの大きな河ならば 私は 舟になりましょう あなたを乗せる舟になりましょう あなたが 溺れないように あなたが 沈まないように 私は 舟になりましょう 行き先は あなたが決めなさい 私は 舟になりましょう 流れに任せるも良いし 逆らうのも良いでしょう 私は 舟になりましょう あなたが 沈まないように あなたが 溺れないように 私は 舟になりましょう いつか 私を必要としなくなる時は もっと 大きな船に乗っているでしょう 海を旅する船かも知れないし 宇宙を旅する船かも知れません。。。 あなたを乗せる舟になりましょう あなたが 沈まないように あなたが 溺れないように 私は 舟になりましょう。。。 当時、大切な友人に贈った詩です。 その友人と今でも、付き合いがあるかと言うと、そうではないのですが。。。 誰かの支えとなりたいと思った時に、作った詩でした。。。 誰かに支えて欲しかったのかも知れませんが。。。 いずれにしても、人は一人では生きていけないと知った時期に作った詩です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月22日 19時23分50秒
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