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カテゴリ:つぶやき。。。
アカデミー賞のドキュメンタリー部門にて(本当にそうなのか疑問ではあるが・・・)、ノミネート&受賞したことで、一気に物議をかもし出してる、日本のイルカ漁。
その作品「ザ・コーブ」の監督が、先日、インタビューに答えており、「あれは、バッシングではなく、ラブレターだ」と言った。 私は、捕鯨やイルカ漁を特に反対するわけでも、擁護するわけでもないが、その種が絶滅や危機に瀕していない限りは、食べてもなんら問題ないと思う。 こういう議論では、「ほかに食べる物があるのだから、何も、鯨やイルカを食べなくても」という人がいる。しかし、それは極端に言えば、食の好みなのだから、人からどうこう言われる筋合いの物ではない。 鳥や牛や豚が食べてよくて、鯨やイルカが食べていけない理由が、私にはよくわからない。 おそらく、人間が食料を、自分で、何かの命を奪い食べるとなったら、心ある殆どの人なら、菜食主義者になるだろう。そして、動物性たんぱく質は、卵から摂取。 植物も愛情込めて栽培すれば、綺麗な花を咲かせると聞く。 菜食主義者は、何の命も奪わないのか? そうではないだろう。 彼ら植物は、言語を話さないだけなのかも知れない。 私たち人間が、植物には意識がないと決め付けてるのかも知れない。 昔、食物連鎖を授業で習った。 その連鎖の中に弱肉強食があり、命は廻るのだと・・・。 強いものが、弱いものを食べ、命が終わり、微生物によって分解され、土に戻り、植物を育て食物連鎖が繰り返される。 その連鎖の中に人間は、果たして組み込まれているのだろうか? 最近、世間を騒がせているこの話題を耳にすると、「生きることは、何かの命を奪うことだよ」と考えてしまう。 「高等な知能を持った生物を殺すべきでない。ましてや、それが食文化だとして許されるべきではない。」と言う人は、ある日、突然、植物が意思を持ち、言語を話し出したとしたら、どうするだろうと真剣に思うことがある。 農業従事者は、きっと気が狂うだろうと思う。おそらく、酪農家や漁師さんが味わう何倍もの罪悪感と苦痛を感じると思う。 収穫の度に、野菜やイチゴや米が、「やめてー。殺さないでー。」って悲鳴をあげたとしたら・・・。菜種油の原料である菜の花が「やめてー。私の子供たちを磨り潰さないでー。」って叫んだら・・・。 そんな風に考えると、私は沢山の命の上に生きてるのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月15日 18時49分59秒
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