poohkoといっしょ

う～～ん。

今日はちょっと

「センチメンタル」

です。

実は、私の大好きな･･･

大大大好きな・・・

長い学生生活の中で最も大好きだった

「短大」

が、この春、取り壊しになることになりました。

･･･いえいえ･･･建て替えとかそういうのじゃなくって･･･

「閉鎖」

になってしまうのです。グスン。

どうやら、少子化の煽りを受け、合格率が１００％になってしまうとか･･･。

本当に哀しい話しです。

そこで、短大のメンバーで久々に集まって、懐かしい学校の姿を

最後に一目見に行くことになりました。

っとその前に･･･

学校の最寄の駅前、短大のメンバーの一人のお友達（彼女とは私は今も仲良し）

が働くレストランでランチ。

いや～～。

皆で集まったのは実に一年半ぶりぐらいなので、

話も盛り上がる盛り上がる。

因みに、私は風邪薬を飲んでいたのでお酒は飲まなかったのですが、

私以外のメンバーは全員、ガッブガッブとワインを飲んでいましたね～～。

（それでも私のシラフのテンションにはなかなかついて来れなかったようですが･･･。

「poohkoの背中がまだ見えない～～」っと言われました･･･安上がりな私です。）

そして、皆、強い強い･･･。

ある年齢までは年と共に酒量って上がるんでしょうか？？

私は、あんまり強くないので、本当に一緒に飲まなくて正解だったかも･･･。

二時間半話し倒して、やっと根が生えそうな椅子から立ち上がり、いざ学校へ！！

それにしてもね～～。

人間の記憶力ってなんて曖昧なんでしょう･･･。

「あれ？教室はこっちじゃなかった？？」

「部室はこっちじゃなかった？？」

なんて言ってることが、皆、滅茶苦茶なんですよ。

しかも、学校には、卒業後もある時期まで毎月通っていたので、

学校に行くのは十年ちょっとぶりってところなんですけどね･･･。 

おぼろげな記憶を辿っていくと、段々と芋づる式に思い出話もまたまた

出てきたりして･･･。

前にも一度書いたことがあるのですが、

私が通っていた学校は、ものすごく古い女子校で、

漫画の「はいからさんが通る」ではいからさんがこの学校名をもじった

女学校に通っていたほどでした。

その中の「美術科」（正確には違う名称なのですが･･･）

に通っていたのですが･･･

ここは、本当に本当に、素敵な学校でしたね～～。

とにかく、

「のびのび～おっとり～～」

中学校から付属があったのですが、学食なんかですれ違う中学生のお嬢さん方も

今時にしては、めずらしく擦れていない感じがとっても良かったですね～。

娘がいたら是非とも通わせたい！！

って思うぐらい、いい学校でした。

ま、私がここまで学校を愛しているのも、

一重に今は亡き一人の「先生」のおかげなので、

先生たちが様変わりした今では、ちょっと雰囲気も違うのかもしれませんが･･･。

「全く、わけがわからない状態で作業をしていた日本画のアトリエ」

それにしても･･･

この学校は、私に「現代美術」と言う、

今まで全く知らなかった新しい世界と出会わせてくれました。

感謝・感謝です！！

この学校に通ってなかったら、美術とは無縁の生活を送っていたことでしょう。

（十分無縁なんですけど、たまに美術鑑賞をするとかも無かったかな～っと）

これからは、同じ場所に「大学」（今はもっと郊外にある）の一部が移ってくるそうです。

思い出の「部室」や「学生部」「視聴覚室」「研究室」「アトリエ」（写真上）

の校舎は引き続き使うようなので、ちょっと安心。

「音楽鑑賞に使っていた視聴覚室」

･･･悪い学生だった私は、毎週ここで、この日が発売日の

雑誌「ぴあ」を読みふけっていました･･･。

そう。同じこの椅子で･･･（だって、素敵なバックミュージック付きで雑誌が読める

贅沢なひと時だったんですよ～～～！！）

･･･そして「音楽鑑賞」最後の授業で･･･

先生が一人ひとり名前を呼びながらお別れの言葉を述べている時に･･･

「poohkoくん･･･来年も頑張って！！」

っと恐ろしい言葉をかけられたのでした･･･。

（かなり不安にさせられましたが、無事に卒業できましたけどね～～）

因みに、この先生は、クラシック音楽業界ではかなりの著名人だったようです･･･。 

あぁ。

学校についての思い出話は本当に尽きません！！

母校が無くなるってこんなに寂しいことだったんですねっ！！

この日、お土産として学校からいただいた

「短大創立５０周年」の記念アルバムには･･･

大好きな先生の写真やコメントが沢山載っていて、

一人、涙を流しておりました。