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あの世は幾つも層に分かれて、生ある間の功徳に応じ、犯せし罪と、 残せし役割、全てを測られ、分かれたるなり。なれば早くに気付きを得、 この世の使命を充分果たし、この世に未練、執着留めず、自ら神の光に従えよ。 神の光に導かれ、御霊(みたま)の浄化に努めるものは、あの世の霊層、 霊格高めて、再びこの世に生きるを許さる。なれどこの世に生きる間に、 人を苦しめ、人を憎み、人の不幸を嘲笑し、人の修行を妨(さまた)げし者、 神の光を避けし者、死にてもこの世に執着残し、己の生を感謝せぬ者、 それらはあの世の低きに落ちて、神の光をますます遠ざけ、己の怨念、 憎悪に苦悩す。
あの世は光は満ちあふれ、誰にも平等、公平に、神の光に包まれて、 己の御霊の昇華(しょうげ)に見合う、神の教えを与えられる。なれど、己の 死さえも知らず、この世に彷徨(さすら)う魂多し。生ある者の供養の足らず、 無事に光に従うことなく、光を求めてさまよう魂。弔(とむら)う者のなき ままに、あの世に入れず、この世に戻れず、行く先のなき哀れな魂。 全てはこの世で苦しみ深めて、人の波動を乱す素なり。 なれば人は、それら苦しみ、悲しみ、恨みの波動を受けぬ、強き光の波動を 発せよ。無縁の御霊もいつかは悟りて、救いの光に導かれ、やがてはあの世に 帰り着かん。悪しき波動と共振せず、自ら感謝と愛の波動で、祈りのことばで、 導き、救えよ。迷い苦しむ魂なればこそ、愛の波動は眩(まぶし)く尊し。 あの世にありても、修行は同じ。さらにも厳しき、辛きもの。肉体なければ、 喜びも楽しきことも限られて、 ただ純粋な魂のみが、真の歓喜を享受せる。
生ある者は感謝せよ、この世に生きる幸いに。気付き、悟りの機会をいただき、 理解に易(やさ)しき形にて、直ぐにも己に返る仕組みよ。この世にある間に 多くを学べよ。この世に学ぶ神の教えは、あの世で学ぶ教えより、さらにも 易しく、速く学ばる。生ある間に神に目覚め、神に心を開きし者は、あの世の 修行も楽しく進み、歓び、感謝の学びとなるらん。死後の世界は全てが神なり。 神の導き、神との対話。神の示さる教えのことばを、いかに御霊の浄化となすか。 神の授ける光の波動と、己の波動を共振させて、いかに御霊を高めるか。 生あるうちに素直となれよ。曲がりし御霊は直すに難し。 全てを素直に受け取れる、真白(ましろ)き御霊を育めよ。さにて本日、あの世の 修行とこの世の修行、同じきことを教えたり。さらにも精進、昇華に励まれよ。
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最終更新日
2016.07.20 19:00:19
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