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神から人。神から人へ、伝え、教えん。神の御心、神の意図。次なる世に 残すべきもの。そは文字、ことば、神のみ光。人を愛する心と情け。 神への信と、真の教え。人を浄める神の業(わざ)。さにて滅びん、神の御心、 ご意図に添わざる様々なもの。物質、金銭、欲望の素。 人の世界に作らるる、物質文明、そもまたしかり。人を惑わし心迷わし、 心を蝕(むしば)み心を汚す、さのみのために使わるる。欲望満たすためにのみ、 いつしか使われ、心奪われ、奴隷となりて心失う。 人はよくよく気をつけるべし。心置くべし。心得るべし。人のなすべき行も なさずに、人の心をもてあそぶ、卑しき煩悩、誘惑に、心囚われ、道を誤る。 道を外れて帰る術(すべ)なく、行きて戻れぬ無間の迷路。戻る術さえ示されず、 帰る道さえ閉ざされて、人は沈みぬ、底のなき沼。光も届かぬ闇なれど、 人の心に悟りのあらば、魂目覚めて、神甦り、心に太陽、御魂に光。 まばゆき光に包まれて、人は闇から救われん。神の光に浄められ、汚濁を落とし、 不浄を祓い、魂浄めて拾われん。神の仕組みに感謝せば、人は魂浄められ、 神の救いに救われて、拾い上げられ天に帰らん。天に戻りて修行を積まば、 やがては神は昇華(しょうげ)を許し、さらに高みの世へ引き上げん。 さなれば人よ、恐るることなし、人の汚れも妄執も、一つの願い気持ち一つで、 魂変わり浄めを受けん。浄めを受けて修行を積まば、やがては神の心と高まり、 己の足らざる欠けたる点も、気づきて補い改められん。
神は人に伝えらる。神から人へ与えしものの、一つも無駄なく不足なければ。 人は存分、十二分に、使い果たせよ、残すことなく。なれど漏らすな、不平も 愚痴も。神の恵みに感謝して、ただ慈(いつく)しみ、愛(いとお)しめ。 神の御霊(みたま)を分け与えられし、全てのものに、感謝を捧げよ。 神は人に与えられ、同時に求めらるる。神への感謝と絶対帰依。無心の感謝と 生きる喜び。生かされ賜る数々の幸。 神は人に教えらる。いかに現し、いかに移すか。神の御心、経綸(けいりん)を、 この世に顕(あらわ)す方途を授けん。人は望みて、求むればよし。神の心に 違(たが)わぬ努力を。心に添わざる行いを、改め見直し高むればよし。 神は人に示されよう。明日の命と魂の、栄えある未来を約せんために。 神自ら導き示さん。一人一人の精進の、行くべき道となすべき行を。 わからぬ者は、人に聞け。人に尋ねて示されよ。人の教えの元となる、 神のことばを訳して頂け。光を受けて浄められ、光を放ちて人を浄めよ。 人は神から賜らん。返せぬほどの恩愛を、受けて気づかぬ無礼を詫びて、 今すぐにでも、神に下座せよ。大事のみ役、神の手伝い。この世の 最高至上の栄誉。
神は人に苦を与えん。人が気づきて悟るまで、神の存在気づくまで、 神に感謝し帰依するまで、人を鍛えて、禊ぎてゆかる。なれば人は人知を 捨てて、己の小さき欲から離れ、望み欲せよ、さらに大きな恩愛求めよ。 無心に求める赤子の心で、親の情愛一心に受け、当然の如くに守られて、 さにて育ちて親となる。親と変わりて初めて気づかん。親の苦労と 尽きせぬ悩み。なれど、可愛い子の為ならと、命も削りて与えんとする。 さなるがほどに深き恩愛。厚き情愛、真の愛を、神は一人のためにさえ、 惜しまず与え、育つを願わる。 なれば人よ、神の子らよ、伏して拝(おろが)めよ。崇(あが)め讚(たた)えて、 奉(たてまつ)れ。親の恩愛さらに超え、尚も尊き神大愛(かみたいあい)。
知らずに生きて死ぬるまで、己一人の力とて、我執我欲に凝り固まりて、 曇り汚れを積み重ぬれば、容易に修行もはかどらず、あの世に帰り一人苦しむ。 あの世の行は孤独なり。自ら己を律せずは、人の戒め諌めもなく、自ずと堕ちて 留めるものなし。さにて人は昇華果たせず、この世の行の有り難さ知る。 心は神に、体は人に。他人(ひと)に仕えることの意味は、他人の修行を助けて、 己の霊業、共に進めん。他人のためにて己のためなり。 己に返りて報いを得ん。他人の霊業助くるは、必ず返らん、己の昇華に。 神の手助け、霊業は、人一人にて行えず。 人の集まり力を合わせ、初めて完遂(かんつい)、 成就(じょうじゅ)せん。 一人意気込み力めども、他人の協力なくば、行は進まず、滞るらん。 一人の全(まった)き霊業を、神は求めず、願われず。 一人の努力精進も、己の我執に囚われて、独善と化し、偽善となるらん。
全体を見て見極めるべし。己の役割、己の力。神の真の手伝いを、望むる者は、 我(が)を取るべし。己の力、能力に無し。今になし得る行いも、全てが神の 賜(たまわ)りもの。神が許して行わす、神の仕組みのおかげなり。 神は人を使わるる。人を使いて、行わす。神の経綸、計画を、この世に移し、 実現せんための、人の力を寄せ集め、神の力の及ばんまでに、強めて高めて 行わす。なれば人よ、過(あやま)つなかれ。己の力と間違うなかれ。 神から人への加護なれば、過ち使わば取り上げられん。邪(よこしま)な欲、 汚れし目的、人を貶(おとし)むためならば、光も失い、力も消えん。 なれば、戒め、諌め、慎め。己の我欲に打ち勝ちて、己を鍛え、自ら禊げ。 与えられ、賜る禊ぎのみになく、自ら求めて待つことなかれ。 さなりて神は歓ばれ、さらなるみ役と守護を授けん。今ある業を充分果たし、 その後許さる昇華を祝え。さにて感謝し、勤(いそ)しめ、励め。 神のみ役に偶然なし。全てが必然、天命なり。定まり決められ操られ、 神のご意図に適いて働け。
「神から人へ」は、真(まこと)の道を、人に示して知らせんための、 神の慈愛の伝えなり。よく読み、感じて、喜び、励め。 神は人を教え導く。なれば素直に従えばよし。我執を取りて無垢の心で、 無欲の祈りで、神を求めよ。さらば、見えなん。聞こえなん。 神のご意図も自ずと通じん。人は本来、神の子なれば、神の心を備えられし、 尊き御霊の持ち主なれば、曇りを取らば、動き始めん。目覚め起こされ、甦り、 神の力を発揮せん。神に祈れよ、声を聞け。聞こえぬものは、この書記読めよ。 賜る縁を喜びて、己も神の手助けせんと、心高めて働け、子らよ。 神は人に祈らるる。真の意味を忘るな、人よ。よくよく理解し精進積めよ。 さにて。
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最終更新日
2016.08.31 14:37:34
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