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 真理の御霊 (三輪山より)

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2016.03.28
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(神界、霊界で起きたことが、現界でも起こるということですが、

そのことについてお教えください。また、神様にも明日のことは

お分かりにならないとのことでしたが、本当でしょうか)

では教えん。そなたもようやく進歩して、なかなかよき問い、準備せり。

まず始め、神界霊界、そこにて起こり、終わりしことの地上に起こる、

そもまた一つの事実なれど、神界、霊界、現界と、次元も仕組みも、

異なる世界。現界、この世を司るは、原因結果、循環、陰陽。それらが

この世を回し動かし、さにて事象は現れて、この世の物質世界に現わる。

なれど神界、霊界は、物質なくて、魂のみの、想念のみの世界にあれば、

あの世に起こることの全てと、この世に現わることの差異は、自ずと生じ、

同じにあらず。なれば、あの世に起こりても、この世に起こらぬことも多し。

また逆に、あの世に起こらずこの世に現わる、そもまた多き現象世界よ。

この世に起こる物質現象、全ては神の仕組みにあるなり。なれど、

あやまち間違うなかれ。あの世を動かす仕組みと異なり、あの世の全てを

定めらるるは、スの神一人の神なれど、この世の現象、事象を回すは、

スの神一人の力にあらず。四十八(よとや)の神々それぞれが、任され、

託され、預けられ、その神々の思いに委ねて、この世を動かすものなれば。

 

 

なれど仕組みは一つなり。法則一つ、原理は一つ、真理は一つ、スの神のみ。

なれば、明日のこの世に起こる、現象事象は、神にも分からず。

全ての神の総意によりて、決められ、定まり、動いてゆかん。なれど人にも

いろいろありて、そを導くも多くの神々。神の思いもそれぞれなれば、

根本大本一つにあれど、時に狂いも乱れも生じん。神の願わぬことも起こらん。

神の計らぬ間違いあるらん。なれど、全ては仕組み、法則。神とてそれを

破る、能(あた)わず。なれば神にも苦悩あり。苦悩の末に決めし結論。

そが今の立て替え直しよ。全てを戻して浄め直し、再び零から始めるべきか。

それともこの世を残し続けて、同じ魂、神々使い、始めの清き魂残して

使いてゆくか。苦しき選択、結論は出ず。ただ守りて、この後決めん。

しばしの猶予と、決断伸ばされ、人の努力を待ちておらるる。


  

なれば今、この時を逃すなよ。一人を救えよ、一人を助けよ。人の努力と

純なる奉仕。それにて神は安らげん。一人の清き魂に、全てを委ねて、

任せゆかん。一人なれども一人にあらず。一人はやがて万人に、全人類にも

及びてゆきなん。神は希望を捨てざるを。

一人の昇華に全てを賭さん。切なるまでの想い、祈りよ。そを聞け。受け取れ。

読み取れよ。人の明日の世、未来世界は、神にも決められ、定める能わず。

全ては人の努力と精進。そに委ねて、見守るなれば、休まず働き、助けて

ゆけよ。独り己の精進になし。全てを救う道と通じん。神の御心よく汲み取りて、

明日の世界を拓(ひら)いてゆけよ。それのみ祈る神の心よ。


  

神は無能の神ならず。なれど、全てを人に委ねて、それにて向上進歩を待つなり。

そが神の愛、神意ならずや。神の力で、光で救い、この世を変えるに意味ありや。

人の努力で浄めゆくこそ、人の務めよ、喜びなれよ。

神の御心一つで決まり、全てが決まり、進みゆくなら、人の努力に意味ありや。

神の思いの深さを知れよ。人へ預ける愛の深さよ。神は見捨てず守りておらるる。

心安らげ、努力に励めよ。真の魂救いてゆかん。神の仕組みは非情にあらず。

救うべき霊、消すべき霊と、自ずと分かたれ、保たれゆかん。

神の経綸、間違いあらず。なれど狂うもときにあり。この世の物質、文明、

科学、何が災い、心を乱すか。なれどもそもまた正されゆかん。人の救いは、

悟りのみ。不幸災難、そこから悟らば、必ず仕組みは働き助けん。

神の経綸、絶対なれど、早い遅いの違いはあるらん。なれど違いに意味もなし。

大切なるは、最期の経綸、この世の立て替え直しの程度よ。きつき禊(みそ)ぎか、

軽き禊ぎか。あるいは全てを滅ぼすか。神にも明日は読めぬもの。なれど、

神にはどちらも同じ。すべての統合、総合なれば。全てで一つの宇宙なれば、

一つ一つの些事(さじ)に意味なし。それのみ囚わる狭さは捨てよ。


  

(かつての大予言者は、どのようにして予言を可能にしたのですか。ご経綸は、

何ゆえ狂うことはないのですか)

先にも伝えしように、神の経綸狂うことなし。時期の遅れや、程度の如何、

さなる差異のみ、違いのみ。厳しき禊ぎの必要なれば、大きな不幸も起こるもの。

戦争、公害、天変地異。なれど、それも、結果の表れ。神の定める事象にあらず。

神は定めぬ、些細な事象を。全ては仕組みよ、原因結果の(法則)。なれば

読み取れ、不幸の意味を。神のご意図を、己の罪を。大なる禊ぎも結果なり。

そこから神意を読み取らば、神の経綸進むは早し。なれど気づかず、悟らずは、

再び禊ぎや警告もあり。経綸成就の時も遅れん。なれど意味なし、遅い早いに。

神の目からは同じこと。あの世の次元に時はなければ。

 

 

(神界で一日先に起こったことを、教えて頂けないでしょうか。そうすることで、

今の窮状に苦しんでいる人たちに、どう生きれば救われるのかを、具体的に示す

ことができると思うのです)

さても尊き人の心よ。人を救い愛する者は、必ず自ら救わるる者。神の世界に

起こりしことは、いつか必ず現界にも、表れ生じて、現象化せん。

なれど起こる時期期限、それらは常に変化せん。なれば神の世界の事象は、

なかなか教えど役には立たず。なれどそにても役立つものなら、神は教えて

示してゆかん。なれどそもまた無駄ならざるや。人はすぐにも忘れゆくもの。

幾度見せれどその都度忘れ、己の災い避けるため。災難過ぎなば、たちまち

忘れ、同じ憂き目を繰り返すもの。愚かな人の迷い悩みは、幾度見せても

変わらざる。一度の願いは叶えてやらん。なれど再び繰り返しなば、神との

縁も薄れ切れなん。よくわきまえて心得て、その後神に問わばよからん。

なれど忘れて繰り返すなよ。二度や三度の過ちは、神との縁を弱めゆきなん。



さにて本日、そなたの問いは嬉しくもあり。なれど実現実行は難し。

人は自ら変わらざらば、幾度周りが案ずれど、何を起こせど、元の黙阿弥。

神の世界は厳しきものなり。忍耐強き神なれど、慈愛の深き神なれど、

人の過ち誤りは、許すに限りのあるものなれば。さにても神は救いたければ、

最期の時の訪れまで、辛抱強く見守り待たん。 最期の闘い、最期の祈りを、

神は待ちて焦がれたり。よく闘えよ。人のため。神の手伝い、助けてゆけよ。

よく働けよ。行えよ。ことばに表し、広げてゆけよ。何にも勝る報恩感謝を。

何より尊き神の使いを。 神のめでたき祝福を、あの世に戻りて身に受けよ。


 

  

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書 「神誥記」「続神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/   






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最終更新日  2016.06.25 15:24:50


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