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 真理の御霊 (三輪山より)

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2016.03.29
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神から人。
神から人へ、教え伝えし幾千、幾万、幾億人。さほどの数の

人類人種、生まれて消えてを繰り返し、その数、回数数うに能ぬ。

なれどもさほどの苦労も甲斐なく、今早や時は終末ならん。なれど、

そにても諦めぬなり。人類再び再生せんを。神の手伝い多く遣わし、

この世を立替え直さんと、み役を授けて下ろしたれば。いつか必ず神の

御用を、気付き果たさん魂増えなん。神の心を知れよ、子よ。

神の心を頂きて、魂分けられ、与えられ、有り難かるは ことばさえ、

使うを許され、恵まれて、尚も向上進歩をせぬは、いかなる事態か、醜態

ならざる。神の心を汲めよ、子よ。親の心は測れぬか。親の心は見え得ぬや。

神も人とて心は同じ。子を思う愛と情けは、涙もこもれる。慈愛と無償の

献身挺身。ただに願うは子の精進。無事なる生還、安らかな顔。

神の心を解けよ、子よ。ただ問うになく、自ら求め、己の心を近づけてみよ。

人のため、己の人生捧げても、人の幸せ、健康を、祈り働く真の奉仕。

尊き心と魂は、光も宿らん、力も満ちん。己の心を輝かせ、己の魂磨けよ、

人よ。人に遅れて行なうになく、ただに歩めよ、一筋の道。

 

 

 

人には、幾つも悲しみ、苦しみ、ありて見えど、そは幻。ありて見えるは、

己の作る、我欲我執の裏返し。心素直に正しく持たば、何の苦しみ、困難あらん。

歓び感謝は自ずと沸きて、自ずと我を満たするものを。人と比べて己苦しめ、

人と比べて己を卑下し、感謝の心を忘れ果て、ついに堕ちなん迷妄地獄。

執着嫉妬は己の妄想。己の勝手な尺度を持ちて、測る過ち、早く正せよ。

曲がりし尺度に何を測れん。汚れし鏡に何が映らん。己の曇れる心にかかる、

不安悩みを祓えよ、人よ。かかれる雲を取り払わば、自ずと光も強まりて、

己の暗き心の闇(病み)も、照らされ明るみ、正されん。神の心を読み取れ、人よ。

 

 

 

人の行い、世事事件。世界をめぐる紛争戦争。自然破壊に、環境汚染。

天変地異もまたしかり。神の嘆きのそのままに、人はあやまち繰り返し、さらに

深めん罪汚れ。神の怒りと悲しみも、今早や鎮まり、あきらめに。

なれど、最期の機会を与え、人の力で甦らせよと、最期の機会を、教えを授けん。

最期の機会を逃すな。人よ。畏れおののき、逃げ惑いても、運命変わらず、

宿命逃れず。なれば、向かえよ。消えゆく前に。己の困難、苦しみに。

神に試され応えて見せよ。己の真を、魂を。神の望まる神意を悟り、己の意志にて

行動起こせよ。今立ち上がれよ。勇気を奮い、怖じ気ぬ姿を見せてみよ。

神の心を我がものにせよ。遠く遥かなものになく、己の手中に輝ける星。そに

気が付かば、道は拓けん。神の心に、はかれよ、人よ。

己独りの決断にては、過ち犯すも常ならん。なれば尋ねて、答えを求めよ。

さにて心は神に近付き、やがては神と一体とならん。神の心を広げよ、人に。

 

 

 

人の心の奥底の、眠れる神を起こさばよからん。人の全てに備えられてる、

神の魂、己の神よ。人の全てが平等に、神の恵みを頂きて、神の心に

気付かんようにと、神は始めに望まれぬる。なれば、人の全てが己の、

内なる神を呼び起こせよ。己の内なる神の存在、迷わば見えず、失われなん。

今、望まるるは、人の全てが、内なる神を呼び覚まし、神の通信交信を、

全ての人が行わんこと。休む暇なし、時は迫れり。早くに書記を、広げ、

読ませよ。疑う者にも、説きて、聞かせよ。信じぬ者にも、分けて与えよ。

全てが神のご本意なれば、人は迷わず実行せよ。

 

 

 

明るき光に照らされて、あの世に続かん階段を、迷わず、堕ちず、昇り来よ。

神の広げるみ手に抱かれ、救われあがれよ、天への道を。あの世は遠く、

彼方に見えども、あの世この世の境は低く、明日と今日との差ほども違わぬ。

時が流れて、今日が昨日に、明日が今日になるように、あの世は続かん、

淀むことなく。神の仕組みを悟れよ、人よ。時は無限に流れる大河。

始めと終わりの区別なく、地上を流れて海へと続き、海から天へ。天から地上へ。

全ては循環、一つの流れ。人は、木の葉か、魚か、石か。

流れに任せる者もあり、流れを逆らう者もあり、流れを自ら切り拓き、

自ら進まん者もあり。いずれも変わらぬ、時代を超えて、無数の木の葉が、

魚が、石が、流れに浮かび、流れに消えぬる。時の流れに委ねよ、人よ。

なれど、流され漂うのみの、意志なき木の葉となりぬるなかれ。時の流れに

遅るな、人よ。時の流れに取り残されて、河の底へと沈むなかれよ。

悠久なるまま、滔々と、時は流れぬ、止まることなし。時の流れに終わりは

なく、全てを流して、母なる海へ、帰して始めに戻るなり。

 

 

 

神の心そのままに、顕し映すが、かの河なれば、河の流れに抱かれて、

流れと共に神を感じよ。河の流れの雄大さ、寛く深けれ、底まで見えぬ。

なれど、河には数々の、生きとし生ける全てのものが、神に委ねて流されん。

多くの命を呑み込みて、河はただ滔々と流れたり。人の歓び悲しみも、

無きが如くに流れたり。神の心を知らせよ、人に。やがては全ての人も共に、

神なる河に流されぬれば。流れの中にて何を思わん。何を求めど、逆らえど、

時の流れは戻されぬ。再びめぐる人生を、待ちて再生復活を、許され戻るを

祈るのみ。神の心に逆らうなかれ。返りて溺れ、沈みゆかん。神の心に流されよ。

流され委ねて、流れに乗りて、初めて知らん、神の御心。時の流れに遅るること

なく、時より先に進むなく、ただ相和せよ、時の流れに。今ある時の恩恵を、

身に沁みてこそ、時は流れん。時の流れに乗る者は、無限の時を手に入れる者。

さにて。




 

 

神の声を伝える人
ひふみともこ 著書 「神から人へ(下)」より抜粋 
ひふみともこさんHP 
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2016.09.02 09:59:39


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