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 真理の御霊 (三輪山より)

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2016.08.11
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(祭りについてお教えください)

では教えん。祭りの意味と、そのやり方を。祭りというも幾つかのあり。

神を祭るも祭りなり。人を祝うも祀りなる。なれど正しき祭りとは、

神に捧げる感謝報恩。先祖に供える供物奉納。いずれも今ある生を歓び、

そを伝えんとするが始まり。なれどあやまち、誤るもあり。

一つは先祖の魂のみを、高く祀りて崇めんばかりの本末転倒、誤りなり。

先祖も大切、ご縁にあれど、最も敬い、尊ぶべきは、まずは己の守護神、

守護霊。そに守らるるを感謝すべし。先祖も守護神、守護霊に守られおる

なり。導かるるなり。なれば己の守護神に、感謝を捧げて後に祀れよ、

己の先祖や親族は、最も大事な守護神なれど、そもまたス神に導かれ、

守護することを許さるなれば、全ての感謝の大本は、全てがス神に続くべき

なり。なれど本神、己の先祖も、ス神のご守護を賜ることをよく知り、

わきまえおるならば、先祖の祀りもあやまちならず。

 



(守護神様を知ることはできないと伺いましたが、どうお祭りすればよいで

しょうか)

そはまた、もっとも、当然なり。なれど、己の氏神あるらん。そを祭るのも、

祭りとなるらん。

 



(氏神様とは、自分の家の近くの神社の神様でしょうか)

さなり。そが最も近き、神にあるなり。

 



(守護神様と、守護霊様は、別々にお祭りするべきでしょうか)

さなり。霊と神は異なるものなり。神は祭りて捧げるべきなれ、霊を祀るは

必要なければ、先祖祀りで事足るらん。   

 



(神社、氏神様へどのように参詣すればよいでしょうか)

新年はじめの挨拶と、己の祈願成就の際の、感謝御礼、節目の挨拶。折々に、

家内安全、健康なれば、回を定めず詣るがよけれ。くだらぬ囚われ、義務に

あらねば、己の心の表れなり。無理に詣るも、神は歓ばず。何も打ち捨て、

はせ参じるを、神は愛でなん。喜ばん。人の真の行いなれば、日がな一 日、

働きし後、眠りにつく前、神に向かい、感謝唱うも、祭りとなるらん。

立派な祭壇、高額ご供養、真の想いのこもらぬ供養は、かえりて徒(あだ)なり、

汚(けが)れなり。身にふさわしき奉納を、捧げて楽しく祭るが正し。

神と共にて生きるを喜び、共に行積む心も新たに、さらなる感謝と帰依の心で、

ただひたすらに真摯に生きよ。その想いさえ保てるならば、祭りと等しき

尊き行い。月に一度の祭りも大事。なれど毎日、一年全てが、本来祭りの日と

なるべし。さにて祭りの意味と方法、心得ておくべし。忘れるべからず。

 

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2017.02.28 18:40:57


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