カテゴリ:◆家族の縁・人間関係◆
神から人へ。神から人へ、教えて残すもあとわずかなり。なればこそ、 心し、戒め、引き締め、聞けよ。さにて本日何を問いたき。
(男と女について) では教えん。男も女も二人で一つ。完全完璧、全きものなり。なれば、 一人の行いよりも、二人合わせば、さらに強く、高く、尊き行いなせん。 なれば、女は男に従い、男は女に仕えるべけれ。 なれど、今の世、あやまちおるなり。女も男も譲り合うなく、かえりて 互いに蝕(むしば)み合いて、互いが互いの足を引っ張る。なれば、この世の 仕組みも動かず、かえりて逆に妨げとなる。今のこの人類の、地上世界は、 男も女も区別なき世界。神の作りし男女の性は、互いに補い、助け合うため。 互いが争い、上に立たんと、相手を押しのけ、支配せんは、最も歪(ゆが)めし 神の意図なり。神は男女に優劣つけず、男も女も等しく作り、なれど、 働き、能力分けて、互いが一つになりて始めて、一つの結びを作るようにと、 さなるご意図を込められしを。今この世に溢れる男女平等、さなる次元は、 さもしく低し。もともと男女に差別なければ、何ゆえさなる争い生まれ、 さなる卑しき闘いあるや。なれど、始めに誤りありき。神の最初の男女の神は、 イザナギ・イザナミ、二人の神なり。二人の間違い、意味もなく、真は間違い、 あやまりならず。
(どちらが先でもよいということですか。) さなり。なれど、順番順序は必要なり。なれど、どちらも補い合わば、 先に祈るも後に祈るも、どちらも同じ祈りなれば、神は祈りを受け取らん。 なれど、順番、そこには意味なし。順番というは、必要なり。なれど、 先なるゆえに尊からず。後なるゆえに、卑しからず。ただ、順番を言う なれば、どちらが先でも同じこと。神の意図せし順番とは、その役割を 十二分にも、果たすに適う意味あれば、勝手に女が先に出るも、そもまた、 神の意図ならず。
(女が先ではよくないのですか。) さにあらず。ものには全て順番があれば、時には女が先に出るも、神の ご意図は働かん。間違いなるは、神の望まぬ、男女の争い、それのみなり。 神のご意図はこれから後にも、人の間の性別を、うまくまとめてゆくため なれば、人の解釈間違いなきよう、神は憂いて、案じられしを。 神のご意図はただ補い合いて、互いの不足を愛しむように、さなるためなり、 男女の別は。なれば、人の組み合わせ、夫婦というも、それのみならず。 互いが補い、仕え合い、助けてゆかずは、この世は動かず、善きこと起こらず、 働かず。人には人の違いあり。そを個性ともいうなれど、そは補い合うため、 譲り合うため。なれど、今の世、我(が)が先立ちて、いずれも己を主張して、 己よければ全てよしとの、勝手の解釈、誤解に満ちぬる。 神の作りし真の個性は、相手の不足を補うためなれ、己の我執をさらけ出し、 ただ相手を負かさんとする今の個性に、真の価値なし、意味もなし。 これから後に作らるる、子孫、種人、よく説きて、神の役立つ人たれよ。 他人押しのけ、我先にと、自分の欲のみ満たさんとする、さなる個性はもう 要らざれば、やがては滅ぼし再生許さず。神のご意図に適(かな)う人たれ。 神の願いを、叶える人たれ。そが真の個性、真性(神性)なれば。 さにて本日、男と女、その意味、意図を教えたり。男と女、そに囚わるるなよ。 人間全て欠けたる生き物。なれば、すべてが助け合い、補い合えよ。仕え合えよ。 さにて。
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最終更新日
2017.01.23 13:34:06
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