カテゴリ:◆人の心◆
(人の心の弱さについて、お教えください) 人の心は弱きもの。常に変わりて、動き移ろう。儚く壊れ、もろく崩れん。 なれど心は育ちゆくもの。多くの苦難や、困難の末、心は強くも鍛えられん。 なれど多くの人の心は、多少の困難、苦労の前に、闘いやめて、易きに流れ、 努力怠り、禊(みそ)ぎを嫌う。神の鍛えも無になして、神の声にも耳ふさぎ、 神の光も拒まんと、人の心に価値ある物質、栄耀栄華や、権利欲、目の見え 映る、目の前の、虚しき富にすがらんとする。真の富を求めよ人よ。 己の心を鍛えるためには、易く手に入る金銭よりも、消えぬ富こそ尊からずや。 心を戒め、諌める努力も、欲を抑えるのみには不足。欲を抑える、そは苦行。 楽しみ、幸を尊びて、さらに進歩をこそ目指せ。
心の豊かさ、真の富は、貧しき心に備わらず。人を愛して、恵みを広げ、 人の幸い祈る心は、貧しき心に適わぬ位相。心の喜び、輝きこそが、人の真の富 ならば、そを増やしゆけよ。育み育てよ。なれど容易に育たぬ、そもまた事実。 人のこの世のならいなれ、心を強める、そのためには、努力と辛抱、忍耐、要す。 ただいたずらに求めるなかれよ、苦悩、懊悩、悲惨、困難。心を豊かに満たす ことこそ、心の行なり、務めなり。今再びに甦らせよ。己の心の奥の光を。 眠し神は待ちておらるる。心の富とは、人の心で、人間努力のそれのみにては、 適わぬ尊き賜りものなれ、まずは神へと、委ね、預けよ。さにて得られし、 平安こそが、心の富の素となるらん。
心の弱さは無くならぬもの。なれば出さずに、しまわばよからん。心の貧しさ、 卑しさは、隠して隠せぬものなれど、心の弱さは、人間ならば、全てが持つもの。 闘い続けよ。貧しさ低さは、人をねたみ、恨み、憎むの営みなれど、心の弱さは、 哀しさ、寂しさ、孤独に陥るやむなき働き。あるいはまた、努力を嫌うも、 弱さの証(あかし)。神の鍛えに耐えゆきなば、必ずそれぞれ、昇華して、 優しさ、豊かさ、富は増しなん。心の豊かさ、それのみあらば、弱さ、低さも、 補われん。低さ卑しさ、無くすことより、豊かさ、富こそ増やしてゆけよ。 己の弱さを、責め、苛むより、己の尊さ、清さを愛せよ。
神に分けられ、授けられし、己の御霊(みたま)を大切にせよ。神と共なる行 なれば、何も恐れず、憂うるなかれ。かえりて苦しきときほどに、神に救いを 求めばよけれ。心がくじけ、悲しきときこそ、神の慈愛を思い出せよ。 人間一人の行にはあらず。全てに神あり、御心あり。神の慈愛を受けるほどに、 鍛えらるるを歓べ、人よ。人間心の悲しみ、苦しみ、神は知るなり、見通すなり。 神の心を喜ばせよ。神の心を輝かせよ。神に淋しき心はあらず。常に喜び、 希望に溢れん。辛き時こそ、神を思えよ。悲しき時こそ、神を求めよ。さにて 神への帰依を強めて、人間心の成長待たん。
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最終更新日
2017.09.12 20:55:55
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