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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.02.27
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(禊ぎについてお教え下さい)

禊(みそ)ぎとは、神の恵みのひとつなり。人に与えて知らせんための、

神の仕組みの表れなれば、禊ぎの訪れ、出会いなば、必ず感謝を第一とせよ。

禊ぎにも、病、貧困、挫折あり。事故もあるらん、己の関わる不幸全てに、

神のご意図の込められたれば、まずは感謝と悟りを開けよ。

最も尊き恩愛なれば、不幸恨まず身を正し、粛然受け止め、心諌(いさ)めよ。

最も辛き病の内にも、必ず光と安らぎあるらん。心の汚(けが)れを取るため

なれば、最も尊き機会ならずや。

人の肉体、目に見えど、心の汚れは目に見えぬもの。なれば肉体、侵しても、

心の汚れを取らせんためなり。心の汚れの取れゆかば、必ず癒えて清浄化。

神への信を高めゆけよ。心に汚れを持たなくても、神への感謝足らぬ者、

人への優しさ欠ける者、それらも一つの汚れと等しき。病を得しことによって、

見えぬ世界の見えて来ぬや。人の優しさ、人への感謝、健康なるのありがたさ。

生の喜び、感動を、さらに改め感ぜぬや。 


  

神の慈愛は等しくわたりぬ。禊ぎのなきもの一人もあらず。なきに見えるは、

人間心。不幸ばかりが禊ぎにあらず。平穏無事なる人生にても、神への感謝を

捧げつつ、己の役をよく行いて、人への優しさ養いなば、神は与えず、無駄な

苦労を。人の心は弱きもの。苦境に耐えねばならぬ時ほど、心は衰え、

恨みがましく、今ある生を呪うも多し。なれどその中、逆境にても、光の一筋

見出しなば、一つの悟り、昇華を得ん。神の慈愛は深きもの。目に見え測れる

物質ならず。あまねく広がる神の慈愛を、褪せることなき感謝を持ちて、

日々に祈りを続ける者なら、神は苦しき禊ぎ与えぬ。

信仰深い者にても、信仰浅き者にても、神の慈愛は変わることなし。禊ぎは

苦しく、耐え難きもの。なれど、光をいかに見つけて、感謝の想いへ高め得るか。

それのみ神の願いなり。悟りを得よ。神への感謝を失わず、神への帰依(きえ)を

素直に高めて、日々に嬉しく楽しく生きよ。最も望まる神の神意よ。


  

(昇華について)

昇華とは、人の魂救済の、段階、位相の高さを示す、一つの徴、目安ならん。

なれば人は努力して、己の魂の位相の高さを、己の努力精進にて、位相を高め

浄めるべし。さにて神は精進測り、浄めを測りて、昇華の許しを与え賜う。

人の清き魂には、神の祈りも宿り易く、神は清き魂に、神の願いをさらにこめ、

神の使いをさせ賜う。

昇華を許され、神に使われ許されし者は、神に仕えて、さらに浄まり、己の魂の

昇華を進めん。なれど一度汚れしことにて、位相も下がり、魂汚れぬ。なれば

よくよく注意せよ。一度の汚れも、低き霊相、卑しき霊との波長に落ちなん。

理想を高く志、常に前見て励むべし。神は人のつまずき、あやまちも、許して

救い助けたし。なれどその前、許す前には、厳しく諌めて、浄めんとさる。

それが真の救いなれば。己のつまらぬこだわり捨てて、神の広かる胸に

戻れよ。神の慈愛に包まれて、己の霊行積めばよし。少しの迷いも、

躊躇(ちゅうちょ)も要らぬ。ただゆだねるべし、信じるべし。神の心に全て

預けて、最期の時を迎えるべし。神の心を知りし者たち、集い、集まり、

一つとなりて、さらに手伝え、神の救いを。人類救済、その時までに、

できる限りのことを果たして、神の心を慰めよ。神の迷い苦しみを、安らげ

癒して力となれよ。

神は自然に、見えぬ力で、その者 魂、導かれ、高き位置へと誘わん。なれば

悩まず、疑わず、信じて進めよ、霊行の道。 神の仕組みにゆだねゆけよ。

人間心で働くなかれよ。人には正しきことなれど、神の御心、秤(はかり)には、

あやまち、間違い、幾多もあるを。あせり急ぎて、神より先に、人の分を越え

出すぎるなかれ。神の代わりは人にはなせぬ。人のなすべきことのみ行え。 

 

  

最期の救済、今だからこそ、神も降りなん、人の世に。汚れし地球の汚濁の中に。

神は降り立ち、浄めを広げ、さらに救えぬ魂さえも、救いのみ手を伸ばして

救わん。なれど、神にもできぬこと、起こせぬことも数多し。なれば人こそ、

力となれよ。神の起こせぬことを助けよ。それこそ真の霊行ならん。 

神のみ力、偉大なれども、時にはなせぬ業もあり。そが人への交信交流なり。

神のことばは人には通じず、神のみ声は人には聞こえぬ。なれば伝えて広めん

ためには、人の力と助けを要す。人の真の心を集め、神の手伝い、急げよ人よ。

今急がれる神の手伝い。それこそ、光を広めいくこと。

書記もて救えよ、迷える魂。光を広げよ、神の書をもち。神の光も、ことばも

愛も、人の目耳に届くためには、人の清らかな助けを要す。見えぬ功徳を積めよ、

子よ。あの世に戻り、神の前に見せ得るものは、魂と、己の積みし行のみなれば、

さらなる恵みも授けられん。

 

 

神は寛大なれば、人のあやまち、罪科(つみとが)を、幾度も許さん、救われん。

なれば、救済あきめるなよ。今一度の猶予を与えん。さらに広げて、救えよ人を。

さにて手伝え、神の経綸(けいりん)。人の無垢なる助けのなくば、神も救いを

なせぬ理(ことわり)。神人一体、合一なれば、人は結べよ、神との縁を。

人には人の力あり。神には神の力あり。それぞれ合わせて、一つの全き、

完全なるもの、創り出せ。辛く苦しき時こそ、神は、人のそばにて見守り励ます。

信じぬ者には聞こえねど、さにても神は平等に、一人一人の内奥の、眠れる神を

起こさんと、光を与えて、目覚めを待たる。降る日、照る日と、地上には、

天の気まぐれと思えど、全ては神の御心。全ての事象に、神を見よ。己の行う

全てのことに、神の心に適うよう、自ら諌めて、計れよ、向上。基準も、秤も、

ただ一つ。神の心に適うか否かの、単純明快、明朗なれば。 

  

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「続神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2017.08.20 07:44:31


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