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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.04.24
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神から人。神から人へ、伝え残せしことばの数々、思いの全てを、今ようやくに、

伝え下ろせり、書き残させて、神の心も平らかなるを。今人に、告げて戻らん。

神から人へと、伝えておくべきことを終えなば。神から人への思いの全てを、

一つ一つを忘るなかれよ。一語一語に思いを込めし、神の尊き御心を、

表し意味を伝えぬる、ことばの奥の神の神意よ。人にはなかなか読み解けぬ、

神の思いの奥の深さよ。容易にわからぬ神の御心、真の願いと、思いの高さよ。

人にもわからぬ願いはあれど、人に伝えて後のため、後に生まるる生命、魂、

その導きと標(しるべ)となるらん。人には測れぬ神の御心。神の経綸(けいりん)、

ご神策。人間人知に解き明かさんと、一生かけれど、一つも解き得ぬ神秘の数々、

奇跡の不思議よ。尊き思いも、高き心も、清き願いもそのままに、今こそ働け、

神の御為。人には人の為し得ることが、神にも為せぬ業(わざ)もあるなり。 

 

 

人の病を癒さんと、薬用いて、医学にたのみ、人体宇宙の根源を、汚し狂わし、

乱し惑わす。人の幼稚な学問宗教。人をますます愚(おろ)かに留(とど)め、

真の知恵から遠ざけ迷わす。神の嘆きもむべならざるや。せっかく賢く清らかに、

尊き魂与えたるに、余計な猿知恵、悪知恵ばかり、増やして真理を離るる愚昧よ。

汚れぬ魂、心と肉体。それのみあらば不足なく、欠けたる不便も不満も抱かず、

生を生き抜き全うせんを。無駄に知識や知恵増やし、真の真理や 原理摂理を、

知らずに生きて老いゆくなかれ。 

 

 

生きて甲斐あるみ役賜り、己の生業(なりわい)学業に、専心一途に努めることの、

いかに尊き恵みか知れよ。人にも波あり、好不調。時には神の慈愛さえ、己の責任

重荷に感じ、神から離れて逃れたし。なれど離れて、何も変わらず。己のみ役も、

霊行も。なれば離れず、果たしゆけ。神の願わる真の霊行。真実真理に近づけよ。

遠回りすは、時の無駄なり。時も命も大切にせよ。二度と巡らぬ一期限りの、

神の恵みの生なれば。今の命を全きまでに、使い果たせよ、燃焼し尽くせ。 

 

 

全てを委(ゆだ)ねて神に預けば、神は示さん、最適の道。人が真の人生を、

生まれて死ぬるの短き間に、なすべき行を積めるよう、神は計りて仕組まるる。

仕組みに任せて流されて、なれど己の最善を、尽くして生くる人生ならば、

神の恵みもいや増さん。己の頑固な理想、妄想。囚われ、こだわり見失う。

真の理想の、神のみ役を。現世の出世が、成功が、曇らし惑わす、価値判断。

あの世に戻らば魂一つ、裸の心のそれのみなるを。いかに禊(みそ)ぎて汚れを

取るか、執着取るかの修行なり。返りて迷妄(めいもう)深めゆかば、見えぬ

修行は厳しさ増さん。

神の心を開けよ、人よ。神の心の奥底にある、人の至高の魂見えなん。汚れぬ

尊き光に包まれ、さらに自ら周囲を照らす。眩く明るく、目も眩(くら)むほど

光は強く、波動も高し。神の御心そのままに、人に恵みをもたらす光よ。

さなる魂、心を持てよ。神の心を代わりて表す、人の奇跡に、神を見付けよ。 

 

 

今一度の神の闘い。人の心の魂の奥に眠れる神を目覚ませ。波動送りて、奇跡を

起こさす、神の最期の賭けなれば、人もこぞりて神を助けよ。この世を救うか、

壊滅さすか。苦悩の選択、後退ならぬ。神の定める方角へ、矢よ飛んでゆけ、

的を射よ。狙いに迷い狂いのなくば、神のつがえる矢はあやまたず、必ず射なん、

目標を。なれど、神にも迷いあり。 多くの悲しみ、困難の、悩める年月、苦難も

多かる。悩み、苦しみ、自らに、決断しかねて、迎えし夜明けよ。

幾千、幾万、幾億の、年月、昼夜の繰り返し。神の苦しみ悲しみも、同じ数だけ、

積み重ね来る。なれど明けざる、人の夜明けよ。混迷、混乱、狂騒、狂乱。

人の世界に幅を利かすは、理性道徳、秩序にあらず。さらに増えなん、迷走、

暴走。なれども夜明けに希望託さん。日の出と共に、悪夢も醒めん。

人の無謀も妄動も、やがて治まり、平静ならん。神の祈りもそれのみなるを。

人の回復、命の回生、神の力の復活を。待ちに待ちたる、命の夜明け、地球人類、

恒久の、神の世界の降臨を。命栄えて、神を讃(たた)える、栄えある世界の

始まりを。神の願いを胸にしまえよ。必ず夢は現実に。神の想いは夢想にあらず。

神の想いのそのままに、地上にいつかは顕るる、未来世界の予兆なり。 

 

 

今生(こんじょう)世界の次元の低き、今しか見えぬ哀れな魂よ。未来世界を

知りたくば、神の心に占えよ。神の心は今の地上の、自然破壊に、環境汚染、

天然資源の濫伐濫用。地球の病みぬる姿を見よや。目にも明らか、疑い要らぬ。

轢死(ひんし)の地球の今こそが、人の未来の鏡ならずや。軽く思うな、

侮(あなど)るなかれ。すでに始まり、矢は放たれんとす。地雷を踏まぬ幸運

占う、神仏頼みの生になく、自ら地雷を減らさんと、己を挺(てい)して捧げる

勇気を、神は歓び、袮えなん。さなる未来の種人よ。未来は照らさん、汝の道を。

光を示して導かん。人の命の幸(さちわ)う世界へ。

 

 

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこ 著書 「神から人へ(下)」より抜粋 
ひふみともこさんHP  
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2017.07.03 07:07:30


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