カテゴリ:◆日本・日本人◆
神から人へ、人から神へ。全ての困難、苦難の素は、全ては己の我執から。 自己中心の愚妹(ぐまい)から。人の心は自分では、なかなか手に負え任せぬもの。 なれば人は、己以外の大なる力に預けるべし。大なる力と調和して、狭き考え、 計算をやめ、大なる力の声を聞け。さにて本日、日本人の根源、その由来と 意味を説き示さん。大和(やまと)の始めは、日本の始め。なれど、そをまた さかのぼり、この世に人の現れて、最も初めに国を生み、神を祀(まつ)りし 人こそが、日本の民の始まりなり。日本の民の始めの仕事は、国を治める 神を迎え、神を敬(うやま)い、奉(たてまつ)り、地上の平和と五穀の豊穣、 子孫繁栄、そを祈り、神に素直に忠実に、先ずは神に感謝して、神の望まる 地上の天国、神の世界を、この世に映す、尊き使命を担わされぬる。
なれば有史に残らざるとも、日本の国は諸国の鏡。理想世界を実現せる国。 神に最も敬虔(けいけん)に、神に仕える誉(ほま)れを言祝(ことほ)ぎ、 宇宙の原理に逆らわず、地球の自然とともにあり、穏やかにして和やかに、 自然を愛でる気質の民なり。話すことばに、言霊宿れる。人は己の霊性を、 言霊の持つ働きにより、常に清らに清々しく、誠のこもれる人格養い、 人と人とは助け合い、争いごともなき世を作れり。 なれば日本は言霊と、自然の豊かな恵みによりて、尊き御霊(みたま)を 育みし民。時代は下り、文明栄え、人は神から遠ざかるうち、地上の権力、 金銭、名誉、物質欲に囚(とら)われて、神のことばを打ち忘れ、ひたすら 欲の奴隷と化せり。日本のかつて輝ける言霊、霊性、霊格も、今は曇りて 地に堕ちぬるを。今こそ人は、戻るときなり。神のことばを思い出し、 日本のことばの言霊を、己の御霊に響かせよ。人の霊性進化には、ことばの 備える言霊こそが、最も早くに御霊を変えん。御霊の奥に眠れる神は、 ことばの波動、言霊にて、太古の御霊の元までも、時間を超えて、目覚めを 迎えん。ことばの波動も様々なり。清く尊き言霊は、無心の祈りの中にあり。 なれば人は無心になりて、尊き波動を呼び起こせ。日本のことばの言霊尊し。 日本のことばを話す幸い 、そをば祝いて畏(かしこ)むべし。
本日、地上に最初に現れし、人の祖先の元を教えん。神は人にことばを授けたり。 始めのことばは、言霊なり。一音一音、働きを持つ、神の仕組みを表わすもの。 宇宙の創世、進化の法則、星の運行、自然の循環、全てを秘める、厳(おごそ)か なるもの。なれば始めの人類は、言霊の持つ霊力を、恐れ、畏(かしこ)み、 崇(あがめ)めぬる。やがて人は、言霊を、神とも敬い、尊びて、祝い、祀りを 始めたり。その後人は分化して、地上の各地に散り広がり、初めの元の言霊より、 新たな言語と発達させぬる。日本のことばは言霊を、最も多く残せる言語。 なれば人は言霊を、今なお信じ重んじる。日本の民は、今の地に定まり住みて 幾万年。多くの民も移り住み、始めの御魂(みたま)と交われど、ことばは守られ、 語り継がるる。日本の民の霊性は、ことばと自然の恵みによりて、森羅万象に 神を見いだし、八百万(やおよろず)のもの神と呼び、その身に近く神と親しむ。
日本の元なる太古の日本は、今の日本と異なれど、今も尊き言霊を、ことばに 宿し、伝え継がるる。ことばは人の霊性を、育む神の恵みなり。正しく使い、 用いなば、人は尊き霊性を、高め清めて進化を進めん。野生の残れる御魂を 清め、人は己の霊性を、神にも近き神性に、高めてゆくが務めなり。 人はことばを手に入れし後、己の損得、利害に囚われ、かえりて御魂を、傷つけ 汚せり。我欲の充足、利益の追求、欲に眩(くら)みて、迷えるほどに人は御魂を 汚しぬる。始めの清き言霊は、地上の穢(けが)れし欲の波動に、侵され乱され、 衰退せるを。
神のことばに、始めに戻れよ。御魂の奥に光を与える、言霊こそが神なれば。 幾度人は苦難を迎え、言霊さえが危うき時も、真のことばの力によりて、 救われ乗り越え、さらに栄えり。今は人の試練の時。地上の混乱、危機なれど、 今こそ人の進化の好機。神のことばは、宇宙の声なり。宇宙の意思の呼びかけ ならん。神のことばを言霊として、その言霊を声にせよ。人のことばの表わすは 物質次元の現象のみなれ、その元となる言霊を、声に発して次元を超えよ。 神の次元を、高次の宇宙を、神のことばで、言霊で、物質次元に表わせよ。 宇宙の波動に近付くには、言霊の力に頼むがよからん。己の御魂の次元を上げて、 さらにも神に近づく努力を。まだまだ低き次元なるとも、波動は広がり、 地上を覆わん。
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最終更新日
2022.01.20 16:31:56
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