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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.09.12
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神と人とが、共に仲良く、睦まじく、この世に暮らし、生きるためには、

人は心浄め、さらに行を果たし、神の心に近づく努力と、神に仕える献身と、

神に下座する謙譲と、神に感謝捧げる素直な魂。これらのものを備えることが

必要なり。不可欠なり。なれば人は、日々に悟り、気づき、さらに高めんとする

向上の心、不足感じず、己れ取り巻くすべての恵みに、神の愛を見出し、

神に感謝、仏に感謝、祖先に感謝すの気持ち、心構えが求めらるる。なれば、

日々の行を通じて、何が最も必要なるか。求めらるるのか。

そは、何をおいても、感謝なり。感謝報恩、神への帰依、神に御礼申し上げ、

神に祈りと誠を捧げ、おのが御魂の浄めを示す。

 

 

御魂に曇り、汚れのなくば、何一つ恐れる必要なし。構える必要なし。

隠す必要なし。ただただ、ありのまま素のまま、裸の心で神に向かい、

神に対峙し、神のご照覧に己をさらせ。己を委ねよ。己を捧げよ。

なれば、人は、神の前には全てが平等。何一つ持てるものなし。包むものなし。

覆うものなし。全ては御魂と、裸の心と、裸の体。これのみにて神と出会い、

向き合い、測られ、審判を受く。なれど、それら皆、神の与えし尊い み恵み。

なれば、汚れ、曇り、シミさえも、残すことなく、きれいに浄め、禊ぎ祓いて

お返しするなり。さにて、神はその昔の、魂を受け取り、救われる。

あの世の行を軽くして、さらなる昇華を望まれる。人の御魂は、神のもの。

お借りし預かり使いしが、汚してならず、曇らしてはならぬ。浄めて浄めて、

磨き磨いて、借りし時のそのままに、光輝く魂に、返さば、神はその者の、

積みし罪をも、過ちも、許し、見過ごし、救われん。 

 

 

許されぬ罪、そは、傲慢。ことばにて、行いにても神汚す。神をののしり、

神を卑しめ、おのが慢心、気付かざる。神に刃向かう心にて、神をも超えしと、

見失い、おのが卑小さ、愚かさを、神の責任、不平等、この世を呪い、

神を呪う。やがては神の怒り買い、禊ぎのときを与えらる。

なれど、迷いし人の心は、神の真意に気付かれず、神の心を読み違い、

さらなる我執と迷妄の、暗き深みに落ち行くなり。憎悪と嫉妬、妬みと恨み、

人への憎しみ、果てしなく、神への呪い、尽きることなし。迷い、悩める人の

御魂を、救うは神の慈愛なり。神にあらずは人は救えじ。神のみ力、神の光。 

神の尊き魂を分けられしが、人の始まり。なれば人は本来神なるを。

神と同一の、浄い尊い魂なるを。汚れ浄めて、曇り磨かば、いずれの汚れし魂も、

必ず元の光戻さん。輝き溢れん。その時人は、神に感謝し、神に捧げる心、

高めん。一人一人が同じなり。等しきなり。差なきなり。なれば神は

一人一人を等しく、こよなく、区別なく、大事に育て、慈しみ、一人一人の

精進と、御魂の昇華を待っておられる。

 

 

人がかつて、神と共に在りし時のように、光満ち、輝き溢れ、豊かに実り、

人の心は皆、優しく穏やかに考え、和やかに振舞う。 なれば、その時、

人のことばも、浄く、正しく、美しく。神の言霊、そのままに、妙なる音の

集まりなりし。澄みし響きと、こもれる魂。力強くも、また清らかに、

人を清める霊力あり。 なれど今、再び、言霊、よみがえる。

人の一部のその中に、神の言霊使うる人の、かつての力戻せし人の、

神の遣いと下ろされし、尊きみ役を賜りし、神の助けを果たさんがため、

今、この世に現れし。神に近づく術を知り、人に知らせるみ役、賜り、

人に神のことばを伝え、人に神のみ力示し、人が神に導かれるよう、

人が神に感謝捧げるよう、人の心を目覚めさす。 

 

 

ことばと文字と、光と力、全てが神からの授かりものなり。なれば、人は、

これらもちて、よきこと行なえ。よきこと思え。神に感謝し、今を喜べ。

今あることの幸いを、この世に生まれし幸運を。神に祈りて感謝伝えよ。

神に念じて報恩捧げよ。人は、人のみにては、何も行なえず。何もなし得ず。

創り得ず。なれば、神の偉大さ、自明なり。神のみ力、そのとき悟る。

ご恩知らずのことなれど、気付き得るのが、人の精進。徐々に、徐々に、

一つ一つ、神の真意を解き明かす。仕組みの奥に秘められし、神のご意図。

眠れし魂の奥に秘められ、封じ込めたる神のご意思。人は精進、昇華の中で、

一つ一つを解いてゆく。昇華の階段上りゆくたび、一つ一つが解けてゆく。

示されてゆく。全ての神秘。なれば人は、それら神秘を、神の真意を、

神に問いつつ尋ねつつ、おのが行く道に誤りなきよう、神の示されし光に

従い、昇華の段を上りゆけ。

 

 

人の行に終わりなし。なれど、人の命に終わりあり。終わりし時に残されし、

神のみ役と、この行は、果たさるまでは、続けられる。なれば、人は、

唯ひたすらに、己の行を積んでゆけ。己のみ役を果たしてゆけ。

そは、ひとえに己のためのみでなく、神のお役に立つことなれば、高き志で、

行に励むこと肝心なり。 人が神に出来ること、そは、神に感謝し帰依すること。

祈りを捧げ、神に下座し、誠を捧げ、神に仕え、神のお役に立つを喜ぶ。

それのみにて、神は救われる。喜ばれる。欲得離れし尊き魂。神の御心知る者は、

神に仕えることを求める。神に従う。神に愛でられ、さらなるみ役を課されんと、

自ら禊ぎ、自から高める。怠け心は邪魔にならん。望まぬ心は、妨げん。

己の昇華は、全て、己の心がけ。辛きときも、苦しきときも、疲れし時も、

眠きときも、寒きときも、暑きときも、忙しきときも、悲しき時も、

全て神は見守り、待っておられる。そなたの魂が行に向かい、さなる昇華を

達せんと、自ら鍛え、耐え抜きて、昇華の階段上らんことを。さにて終わる。

読み返し、肝に銘じ、肚に納めよ。

 

   

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書「神から人へ(下)」より抜粋
ひふみともこさんHP   
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/  






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最終更新日  2017.09.12 21:03:06


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