監督の不定期日記「第四章～・・・」

今までに、プロ野球の投手を何人も生で見て来た中で凄かった投手は

阪神タイガース　小林繁
阪急ブレーブス　山田久志
広島東洋カープ　津田恒美
中日ドラゴンズ　小松辰雄、岩瀬仁紀

ちょっと別格で、読売ジャイアンツ　江川卓
大げさでなく、江川投手の投げるボールは投手板とホームベースの真ん中辺りから浮き上がってキャッチャーに向かってました
あれを初めて見た時は、この世のものとは思えませんでした
それぐらい次元が違うと言うか・・・

全盛期の江川投手が投げる試合は、８時３０分には終わってましたからねぇ


しかし、その江川投手よりも衝撃を受けたのが・・・

香川尽誠学園高校時代の伊良部秀輝投手です

とにかく、後にも先にもあんな球の速いピッチャーは見た事がないです
松坂大輔を見た時でも、「そんなにスゲ～かなぁ」とか思いましたが
伊良部のストレートはシャレにならん
江川みたいにホップはせんけど、ゴーって音が聞こえてきそうな・・・
ある意味、恐怖感に襲われました

インタビューを聞いてても独自の世界観を持っていて好きな選手だったんですが・・・

伊良部投手を初めて見てから２４年
あの時以上の衝撃を受けた事はないです

４２歳って私より若いのに・・・

ご冥福をお祈りいたします　　合掌