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カテゴリ:WORKS
4月5日ですよー!
本日はビアンコネロ4th Maxi Single『西へ西へ』の発売日!です。 かっちょいい仕上がりになっとるんで、是非是非じぇひじぇし聴いてみてくだせぇ。 ここではジャケット制作についてのお話を。 ジャケを考える際、まず音源(ラフ)と歌詞(仮)を送ってもらうんですね。 で、一回目に聴いた時のインスピレーションを大事にする。 曲によって、「これしかない!」って時と、「これもいいけどあれもありやな~」って具合に数パターンボボンっと浮かぶ時がありまして。 で、そこで初めて歌詞を確認して、あとはエンドレスで流しつつ、細かいイメージを頭の中で整えていきます。 これ、傍から見たら、なーんにもしてないように見えるやろな。 音を聴きながら宙を眺めてたり、ゴロゴロ悶絶してたり。 いきなりは描かない。描いてしまうとその時点で紙の上で固まってしまうので。 今回の『西へ西へ』の場合は、採用案がポンっと浮かんだ後、もう1案がじわっと浮かび上がってきた。それはその当初のイメージから形を変えてジャケット内側に生かされてます。見てあげてちょーだい。 あんまネタバレするのも興醒めなので、当初のイメージってのは謎のままで。うん。 んで今回は今までの鉛筆画から趣向を変え、パソコンで作り上げました。 「描いた」っちゅうより「作った」ってほうがしっくり。 "Illustrator"ってソフトで作ったんだけど、これ、線の1本1本、飛沫1粒1粒、全部フリーハンドで部品を作ってるんですねー。気が遠くなる作業ですねー。 Illustratorはツールを使えば簡単に線や円が描けて便利なんだけど、そうしてしまうと、どうしても自分の個性っちゅうか味みたいなもんが出しにくいんですね。均一化されてしまって。 でもこのソフト独特のカチっとした感じも好きなので、自分の線とうまく融合させて面白い絵ができんかなーと試行錯誤した結果がコレです。 もうね、僕は性格がオタクなのでいいんだけど、この作業は向き不向きがモロに出る。ちまちました作業が好きな方にはおもろいソフトやと思います。 まず船首から作って、ボディ、マスト・・・ってプラモデルの部品から1個1個作る感じ。んで、組み上げていく。さて何パーツあるのでしょう。 パソコン画最大の利点は、後から修正がきく、ってこと。 この絵を大きくパーツ分けすると、船、波、鯨、シャチ、太陽、雲、鳥、タイトル等のテキストってなる。それらを配置して拡大とか縮小とか回転とかしながらバランスとりつつ、配色を決めていく。 で、全体を見てバランスの悪いとこなんかをちょこちょこ修正し、整えて完成。 当然ながら全ての線に意思を込めてます。 これはどんな絵でもそうか。 で、ジャケットをばっか~んと開くと、左右繋げて一枚絵になってます。 「青」って今まで使い方が難しいなーと思ってたんやけど、少し覚えたぜよっしゃー! 楽曲同様、愛でてやってもらえると嬉しいですっっ! けんぢは2万円握り締めて、20枚買ったんかねぇ。買いなさいよチミ。 (その様子はこちら) ハイまた長い! すみまそん。(古) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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