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カテゴリ:思ひ出
古賀たかしのヤロウ、またしても公共の電波で泣き虫拓ちゃんの過去を暴露しやがった。あーあーあー。
昨晩のCROSS FM『Mo!nero』で話に出ました「熱帯魚事件」についての顛末を。 この熱帯魚、ラジオでは熱帯魚マスターの従兄弟にもらったって話をしてたのですが、あいつの記憶違いです。 これはですね、僕の記念すべき10歳の誕生日の際に両親が買ってくれたんです。 「おまえも10歳になったことだから、記念になるようなものがいいな。何が欲しいか言え。」というようなお言葉を父ちゃんからいただきまして。 以前の日記を見ていただけるとわかるかもしれませんが、僕は相当な動物好きだったんですよ。 もうね、ムツゴロウ王国で働くにはどうすればいいのかって本気で考えてたぐらいの。 物心つく以前も、道端でばたっと倒れては地面を歩く虫を眺めてたそうです。いやんかわいい。 動物好きなのは今でも相変わらずで、描く絵にも何かしら動物を入れたがります。あ、脱線しよる。 で、何か生き物を飼いたいってことになって、でも団地に住んでたから犬や猫や猿は無理なので、んじゃー魚にしようと。 近くのデパート内にあるペットショップに出かけて、立派な水槽と飼育に必要な装置なんかを揃えてもらいましたよ。ありがたや。 ほんとは海水魚がよかったんだけど、難しそうなので淡水魚を。 ネオンテトラ、エンゼルフィッシュ、藻エビ、ちっこいナマズみたいなのを買ってもらったような記憶があります。 もうね、家に帰ってセッティングしてもらいつつウキウキですよ。 「やったー!僕も10歳だ。記念に買ってもらったこの熱帯魚、大切に育てるぞ!卵とか産むかな~うひゃうひゃ」 ってな感じのテンションでね、10歳の誕生日当日、眠くなるまで眺めてたのを覚えてます。 で、翌日。 「・・・・・・・・・あぁあぁあ!!!!!」 起きて一目散に水槽を覗きに行くと、なんかプカプカ浮いている。 カラフルな色彩がウリの熱帯魚たち、真っ白けです。全滅。 死因は未だにわかりません。 水質が悪かったのか、水温調整がうまくいかなかったのか、他の原因か。 素人が考えなしに手を出してしもーて魚たちに申し訳ないことをしたって気持ちと、 10歳の記念にって祝ってくれた両親の想いがおじゃんになってしまったのと、 10代のスタートを切るにあたっての幸先悪さと。 そんな感情が絡まりあい、号泣しましたね。しましたよ。いいやんか。悲しいやんか。 これはねー悲しすぎて悔しすぎて、友達誰にも言わんかった。 1982年、9月4日の出来事ですよ。 あ~あ、言わんかったのになー。公共の電波でなー。ばかちんがなー。 これ以降、「熱帯魚は勉強して飼うべし」という教訓が頭の中にこびりつき、一切手を出してません。 水槽はその後有効活用し、虫とかザリガニとか川魚とかなんやかんや飼いました。 そんな話はまた機会があれば追々。 ちなみに金魚すくいのおっちゃんとの出会いも同じ頃で、カメ事件はこの直後ぐらい。 いつかゆとりのある暮らしをできるようになる日がきたら、熱帯魚のことを勉強して、再挑戦してみたいと思ってます。 【古賀拓也】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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