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2006.05.04
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先週の話になりますが。

レアル・マドリッド所属、フランス代表のジネディーヌ・ジダンがW杯後の引退を発表してしまいましたね。


ちょっとジダンの話とかさせてもらってもいいですか。




サッカーの試合というのは基本的に攻守のバランスがうまいこと保たれた上で成り立っておりまして。


それが、誰かのひらめきや予想だにしないテクニック、スピード、パワー、連携、強い気持ちの部分等の要素によって偶然が重なりバランスが崩れると、そこから一瞬にして決定的なプレーに繋がり、ゲームが決まってしまう場合が多々あるんです。



ジダンは、そんな起爆剤をいくつも懐に隠し持っている、史上稀に見る危険人物でした。


全盛期の彼がボールを奪われるシーンや、ひとつのプレーをミスするシーンをほとんど見たことがない。


ジダンがボールを持つと何かが起こる。
その瞬間、何万人といる観客の息が一斉に止まり、スタジアムがほんの一瞬だけ静まり返る。
そんなゾクっとする瞬間が大好きです。


「吸盤の付いた足」と言われていたように、どんなボールが来ても難なく正確無比なトラップをするし、敵は彼からボールを奪おうと思っても、決してその吸盤からボールを引き剥がすことができない。
それ以前に、ボールに触れることさえままならない。

そんなこんなしている間に、あざ笑うようなパスが放たれたり、電光石火でシュートを打たれたりする。怖えぇー!ディフェンスしたくねぇ~!超危険。危険すぎる。


しかし当事者としてではなく、ただ観てるだけの僕からしてみれば、それは魔法に見えるわけです。


今で言えばロナウジーニョが大魔法使いとして超危険な魔法を駆使しておりますが、これはブラジル独特のサンバのリズムから放たれる、軽快で楽しい魔法ですよね。

ジダンの魔法はややタイプが違い、やはりフランスっぽいと言いますか、柔らかな、ワルツのようなイメージ。アン・ドゥ・トロワ!アチョー!みたいな。

まさに“FANTASISTA”。素敵なネーミングです。



そんなジダンの最後の花道。

欧州でのW杯予選で圧倒的窮地に立たされていたフランスを見事に甦らせたのは、一旦代表を退いていたにもかかわらず、母国の為にと復帰した彼の力による部分が大きいと思います。

もちろん花が枯れてしおれるようにしょんぼりしたプレーを本番でするはずがありません。

「ジネディーヌ・ジダン」という世紀のファンタジスタが放つ最後の魔法を、息を呑んで見つめ、脳裏に焼き付けたいと思います。





ジダンってさー、僕と同級生ですねん。

ちょっと考えさせられるところがあるよな~。笑



【古賀拓也】





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Last updated  2006.05.04 20:32:11
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