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2006.08.04
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カテゴリ:レビュー
ノッテルかぁ~!?

・・・ノッテルぜ。


サッポロビール「スリムス」のCMいいね。

僕、布袋さん大好きですねん。


最近は先日発売されたライブDVD『ALL TIME SUPER BEST TOUR』を繰り返し観ております。

これはBOφWYから始まった布袋さんの活動25周年を記念して行われたツアーのファイナルの模様を収めた作品。

ツアーには何としても行きたかったんだけど、チケットが入手できずに泣く泣く諦めたのです。

が。DVDが出てるとなったら・・・
こりゃー買うしかないね、と。

しかしなんちゅう豪華セットリストか。
BOφWY、COMPLEX、GUITARHYTHM、それ以降。
僕の10代~20代を支え続けてくれた楽曲ばかりで、泣きそうだわコレ。
ちゅーか色んな記憶と重なってちょっと泣いたわ。

生まれて初めてギターを弾いたのも布袋さんの影響だし、生まれて初めてライブに行ったのもCOMPLEX。
10代特有の感性をビリビリ刺激しまくってくれた、僕にとっては紛れもないロックンロール・ヒーローなんです。

出会いは15歳の頃、友人の家で。
バンドをやらないか、と誘われ、まずちょっとこれ観てみ、と。
出てきたのは『CASE OF BOφWY』という4本組のライブビデオ。
まず氷室京介さんの綺麗な声に驚いたのですが、目線は次第にステージ左手へ。
奇妙なダンスを舞いながらギターを掻き鳴らす長身の男。クレイジー・ギター、布袋寅泰。
もうそのビデオは帰りに全部借りて家で擦り切れるほど観まくりました。


残念ながら当時はBOφWYも解散していて、布袋さんが『GUITARHYTHM』を出した頃でして。
(先々週の「Mo!nero」ではこのアルバムから『C'MON EVERYBODY』がかかっとったね。)
それから吉川晃司さんとのユニット「COMPLEX」を経て、再びGUITARYHTHMII~IVを発表し、K.Fさんのテーマ曲でもある『KILL BILL』で以前からの夢だった映画音楽で世界に存在をアピールし、現在に至るわけですわ。超簡単に言うとね。


よく知らない人からすれば、強面の恐いお人に見えるかもしれんし、音楽系以外の世間一般のメディアが流しているイメージは、多少捻じ曲げられているようにも思います。
しかし本当はすごいピュアで優しいお方なんじゃないかと。やんちゃ小僧でもありますが。

ライブでは聞いてるこっちが恥ずかしくなるほどロマンチックでクサい台詞を吐くけれども。

いいんです。なぜなら布袋さんだから。

日本の音楽シーンの根幹を揺るがした『BOφWY』のサウンド面を手掛け、その後も変化し続けてきた唯一無二のギタリスト。
シンガーじゃないんです。ご本人もおっしゃってますが、「ギタリスト」なんです。

元々はT.REXのマーク・ボランやデヴィッド・ボウイに憧れてギターを手にした布袋さんですが、日本においては偉大なる開拓者なのではないかと。

ひとつのシーン(もはやジャンル)を生み出した、“オリジナル”のかっこよさって、震えがきますわな。

まぁ同意を求めるのも押し付けがましいので、僕の中ではそうってことにしときます。
興味ない方、すんません。


やばい、まだまだ長くなりそうだなこりゃ。今日はこのぐらいで。



【古賀拓也】





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Last updated  2006.08.05 02:01:56
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