髪切った!
前回切ったのが上京直前だったので、ほぼ1年ぶり。
こんなにほったらかしだったのは初めてで、伸びきった髪は人生最長記録を更新しておりました。
天然パーマゆえに毛先はひどく外巻きカールしており、例えるなら『ONE PIECE』に出てくるイガラム。こんなの。→
もうおそらくここまで伸びることはないんやろなー。うっとうしいもんなー。
ちゅーか一番うっとうしい季節をうっとうしい髪型で過ごしてもーたなー。
茶髪だった部分もなくなり、全くの黒髪も久し振り。黒くもないか。
でもやっぱ初めて行く美容室ってーのは緊張するね。
もし経験の浅い見習いスタッフさんのデビュー戦に当たって失敗されたりしたらどうしようとか、
対応に困るぐらいテンションの高いマシンガントークに巻き込まれたりしたらどうしようとか、
ごっつい美人なお姉さんが担当でついてくれたりしたらどうしようムフフフフとか。
美容室行く前にめっちゃ歯磨きしたり洗顔したり加齢臭チェックしたりフキフキしたり。客も大変だ。
パソコンを開き「高円寺 美容室」で検索して、上の方に出てきた近所のお店へ行って参りました。
まぁ・・・ムフフ的なこともなく、爽やかイケメンなお兄さんが担当してくださいまして。
初めてっちゅーことで事前になんとなく作戦を練りつつ、大体の長さだけ決めて、あとは基本的にお任せスタイルで。
初めてのとこに行くと言われるのが、「細いですねー!」ってのと「これパーマじゃないんですよね?」っての。こんなに細い人は女性でもなかなかいませんよ、と。このクセ毛を生かしましょうよ、と。
髪がやたらめったら細いのもクセ毛なのも思春期を迎えた頃の僕にとってはなんだかイヤなもんでした。その理由はおそらく小学生時代にあり、プールとかに入るとスッカスカに地肌が見えまくって、小学生ながらにハゲ呼ばわりされまくったことに起因するのであろう。
天パーがイヤになったのは、高校生ぐらいの頃に多くの友達が一度は試していたパーマを見て。
なんか・・・なんかヘボいやん?高校生ぐらいのパーマって。なぜか。決まって爆笑ネタにされよったやん?昨今の高校生はちゃうみたいやけど。
「お前はいいよね~。金かからんで。」とか言われても、俺はイヤぜ!って。
なもんでそう見えないようにボリューム出したりストレート風に伸ばしたりしよったんですが。
ちゅーても高校生の頃は布袋さんに憧れすぎて布袋さんの髪型にしようと思ってたらタンポポの綿毛みたいになっとって。どの道間違えとったわけですが。フワッフワで。若気の至りでしたが。
さすがにこのくらいの歳になってくると、もうええかなーと。髪に優しい形が一番なのかなと。
アフロに挑戦できるけんぢがうらやましかったりうらやましくなかったりしますが。
古賀たかしも以前から30過ぎたら髪型変えようかなーと言いつつ、そろそろ32ですが。
基本的に同じ髪質やけんね。今はまだいいと思うけどね。ある意味トレードマークやしね、きのこ。
なんなら坊主頭でもいいかなーとか・・・かすかに考えつつ美容室に向かったのだけど、やっぱそこまでの勇気はなかったわ。
どんな整髪料使っても数時間後には萎びてしまうんですよと相談したら、いっちばん硬いマット系のワックスで気合入れて根元から立たせんかい!とのアドバイス。
unoのいっちばん硬いワックス買ったぜ。
頭が軽いぜ涼しいぜ。
【古賀拓也】