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カテゴリ:MUSIC
「ここから始まった全ての事達へ」---
最近発売されたBOΦWYのベスト盤、『THIS BOΦWY DRAMATIC』『THIS BOΦWY DRASTIC』が気になって買うかどうか迷いつつ、アルバム+ライブ音源を全てPCにぶち込んでシャッフル再生しながらお茶を濁している僕です。 「最後に夢を見てるヤツらに贈るぜ!」とか「ライブハウス武道館へようこそ!」とか「THANK YOU EVERYBODY!!」とか「WE ARE BOΦWY!!」とか(わかる人にしかわからん笑)・・・解散から20年経つっちゅーのに、まだまだ鳥肌ポイント盛りだくさんで。やっぱ史上最強やな~って。僕の中では。 Yahoo!動画でライブ映像、ビデオクリップが見れるので(07年12月4日まで)、興味&時間のある方は観てみてくだせぇ。 特にお勧めなのは『IMAGE DOWN』と『DREAMIN'』! http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00067/v02273/ なぜBOΦWYが僕の中でこれほどまで大きな存在であり続けるのかと言うと、それだけの事を成し得たバンドだから、というのももちろんあるけど、やっぱ10代の頃に聴いた音楽だから、っていう部分が大きいのでしょう。音を聴いてて、映像を観てて甦ってくるのはやはり10代の頃のやるせなさとか切なさとか愛しさとか情けなさとか憤りとか、そういう想い。と、その空気。しかもやけにリアル。自分の中で眠っている回路に電流が流れ、闇の中でカラフルな火花が散るような、そんな感覚。 一生のうちで一番研ぎ澄まされていたであろう頃の感性、それを今でもそのままに近い状態で呼び起こすことができるこの力とは何ぞ。 音や映像に限らず、それは言葉だったり、匂いだったり、味だったりもしますが。 五感に刻み込まれた記憶が何らかの拍子でつつかれた時に覚醒する第六感。 魂と直結した自身のカケラ。とでも言いますか。 そのようなものを手探りで拾い集めつつ再構築していく作業ってのも面白く、最近モノ創りをする時は、昔聴いた曲をかけながらってこともしばしばです。 ビアンコネロは本日故郷福岡でのライブ。 そこには包んでくれる景色があり、支えてくれる人々の顔があり、うまいラーメンがあり、彼らが暮らしてきた歴史がそのままある。 故郷で過ごすことによって覚醒する回路もあるでしょう。 アーティストにとって、かけがえのない時間。 とんぼ返りで明日は東京でのライブだけど、何を拾って帰ってくるか、楽しみにしてます。 【古賀拓也】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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