「アビエイター」★★★
今日の映画:「アビエイター」3月も押し迫り、タダ券の有効期限もあと2日だったので、慌てて見に行ってきました♪アカデミー賞5部門を受賞した超話題作という触れ込みの、この「アビエイター」。その割には、今ひとつ盛り上がってないようですが。。。あたしの良く行く映画館、マイカルつきみ野。(最近、ローカルな話題ばかりですびばせん!)平日ということも手伝って・・・観客・・・4人かよ!?しかも、あたしたち入れてだし。。。。いつ潰れてもおかしくない、マイカルつきみ野なのでした。大富豪にして、映画人。そして飛行機王と呼ばれた若き頃のハワード・ヒューズのお話。イマイチぱっとしない展開で3時間。莫大な父の遺産を引っさげて、ハリウッドに殴り込みをかけた、ハワード。妥協を一切拒み、莫大な制作費をかけ、完成させたこの映画は、周囲からは危ぶまれていたものの、空前の大成功を収める。「出る杭は打たれる」のは洋の東西を問わない。次々と革命的な映画を製作していくが、業界からの圧力は強まるのだった。また一方で、これまた革命的な飛行機を次々に作り上げていく。そしてその存在が脅威となった時、業界は容赦なく彼を潰しにかかるのだった。若きハワードは次々に成功を納める中、ある女性に出会う。ケイト・ブランシェット演じる人気女優キャサリン・ヘップバーン。彼女と恋に落ち結婚するも、自分の夢に真直ぐで、あまりに「自分」であり続けるハワードについていけなくなるキャサリン。そして彼女との別れを境にして、次第に彼の歯車が狂いはじめる。あまりに完全主義者にして潔癖症。そのカリスマ性と子供のように純粋な心。そんなハワードは次第に精神を蝕まれていくのだった。そんな中、彼を徹底的に調べ上げた大航空会社「パンナム」が、彼に向かって牙をむくのだった。まぁ、こんな感じの流れなんですが・・・・正直、意外でした。始まってすぐに、「これは飽きるな・・・」と思っていた私ですが。ハワードが壊れていくその不安定さが、見る者の心理も不安定にしていきます。「いつ壊れちゃうの?」という、微妙な緊張のおかげで、3時間を苦にさせないわけです。でも、もう1回見ようとは思わない・・・疲れたわ。