|
テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:私のこと
実家に夕食をのんと食べに行くと、姉が来ていました。
私には、兄・姉・妹がいます。 兄とは昔からそりが合わなかったのですが、影響は受けていて、同じ高校に進みました。 姉と妹は、幼い頃からどちらかと言うと可愛い方で、また、2人組んで、よく2対1で喧嘩をしたものです。 でも、何かあると、まあ、3人仲良くはやっています。姉と妹は同じ私鉄沿線ということもあり、時々宝塚歌劇を観に行ってるようです。 話がそれました。(いつもですが) 姉には3人息子がおり、上の2人が双子で、長男が生まれつき肺に問題があり、生まれてから半年間ずっと入院していました。勿論、姉もつきっきりです。 次男は、義兄の両親にその間預けられていました。 私たちは、毎週両親とお見舞いに行っていましたが、付き添い用のベッドでしか横になれないなど、その大変さが伝わってきました。 また、その部屋は、重病の子が多く(甥も同じですが)、やはり亡くなる子もいて、辛かったことと思います。 だから、障害の違いはあれ、のんのことも理解してくれているものと思っていました。 本人は理解していると思っているようですが。 そのときの話です。 「24時間テレビで、この子達(ダウン症児)のことをやってたけど、同じダウン症でも、すごい幅があんねんな。普通の子と変わらん子もいてるし、軽い子もいてる。そんなんを見てたら、のんはひどいほうやな」 また、自閉症の青年が主人公のドラマが今放送されてますが、私は何だか「ほんとかな?」と言う気がして見てないんですが、そのドラマに対して、「あんなん全然違う。自閉症もいろいろある。全部同じじゃない」と言うのです。 それには賛同しますが、どうしてそう思うかと言うと、「目の前で見てたから」。ご近所におそらくは自閉症のお子さんがいたんでしょうね。 でも、私にしたら、それだけ?と言う感じでした。 母が、地域の小学校に入れて良かったんじゃないか、というと、「どうかな?そこで得られるのもも多かったと思うけど。」 「大阪市はいい。○○市(姉の住んでいるところ)は保育所も絶対そんな風に受け入れてくれない。あんたは恵まれてる。普通は働かれへんよ。」 確かに恵まれてると思います。両親の助けも不可欠でした。でも、苦労しながら働いている人はいるでしょう。いえ、働かざるを得ない人もいます。私だって、のんが生まれたときは夫は無職でしたから。今も、夫だけでは無理なので、働いてます。 できればうちにいて、のんの為にもっと通園施設に通いたかった、そばにいてやりたかったと思います。 そうすれば、もう少し知的年齢が伸びていたのかもとも思います。でも、働かないといけなかったんです。 実母は、のんをのんとして受け止めてくれてます。8歳だけど、健常の8歳だったらこうだった、ああだった、なんて考えません。ほぼ毎日一緒に過ごしているからでしょうね。のんはのんだから可愛いと。勿論、孫みんな、母には可愛いんです。 実の姉で、理解者であると思っていましたが、「こりゃだめだ」とがっくりきた私です。 でも、のんがダウン症の中でも確かに遅れているのだから、「ひどい」と言われても、本当のことなのに、そのまま受け入れられない自分は、まだまだ人間できてませんね。 なんだかまた、長々ととりとめのないことを書いてしまいました。 身内の愚痴で、失礼しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月04日 21時23分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[私のこと] カテゴリの最新記事
|