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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:のんのこと
新しい先生には慣れたものの、どうにもいたずらがおさまりません。
というより、そういう時期に入ってきたんでしょうね。 最近はねじ蓋を自分で開けられるようになったので、ハンドクリームなど、置いてあると勝手に開けてごそっとほじくりだしています。 先日はその容器をちゃんと元に戻してあるので全く気付かず、手がべとべとになっていたのが不思議で仕方ありませんでした。また、そのあと、顔に白くクリームがついていたこともありましたが、その時も容器は蓋をして戻してたのでやっぱり気付かず。 ペットボトルもうまく自分で開けて飲むようになりました。閉めることはできませんが。 日頃のことを取り上げるときりがないのでまた改めます。 今朝、学校に送って行った時のこと。(この頃朝が遅いので集団登校の時間に間に合わず、二人でゆっくりいっています。) クラスの女の子と会ったので一緒に歩いて行きました。 そのとき、「普通の子が良かった?」と聞かれました。 とっても素朴な質問ですよね。そう思っても不思議はないこと。 その時、私は一瞬考えました。 『どうだろう?そんなことない?いや、やっぱり障碍を持ってなかったら良かったって思ってる。』 それで、「正直、そう思うこともあるけど、のんがいるからいろんな経験ができたし、いろんな人に会えたし、のんがにこにこしてるととっても嬉しくなるよ」と答えました。 でも、そのあと、「のんも普通だよ」となぜ言えなかったのか?「普通だけど、みんなよりゆっくり成長するんだよ」とどうして言えなかったのかと悔やまれました。 そして、1年2年のときは、クラスでそういう話をしてくれたこともありましたが、今回の担任の先生はベテランですが、あまりのんのような子に慣れていないようで、自分がまず慣れるのに精一杯という感じです。 みんなに理解して欲しくて、学校と学童に「ダウン症のお友達」という本を渡して、子供たちに読んでもらいたいと言ったのですが、そのままなようです。 あまりしつこく言うのもなあ・・と思いますが、言うべきなのでしょうね、やっぱり。 それから、クラスの子はみんな、「のんちゃん、のんちゃん」と呼んで親しくしてくれてますが、「普通の子がいい?」という言葉が出たということは、やはりみんなにはお荷物になっているということなのでしょうね。「のんがのんであるからいいんだ」と思ってくれてる子もいるんでしょうけれど、少しさびしく感じました。 これは被害妄想、被害者意識が強すぎますね。 もう高学年になります。授業のほとんどを養護学級で過ごしてます。でも、最近はお友達といることが本当に楽しそうです。にこにこして、ちょっかいを自分から出してます。 1.2年のときには見られなかったことです。でも、子供たちは逆にだんだんと離れていってしまう。 親としてはかわいそうだなと思わずにはいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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