学生の気持ち
今週から4週間、准看護師養成の学生が6名実習に来ている。今のご時世、短期入院を目指しているので4週間も入院しているのも難しい。患者選択に散々先週は頭を悩ませた。先ずは主治医に「4週間入院してますか?」と確認してから、学生の話を切り出す。「そんなにいないよ。良くなったらすぐに帰す」ごもっとも・・それに自宅介護困難の場合、療養病床が出来、そちらに転棟という選択肢が出来てしまったので、尚更、4週間もの間、ひとりの患者さんを受け持つのも困難な状況だ。学生は受け持った患者さんが全てで、全身全霊患者さんに向けて看護の思いを降り注ぐ私も日勤のスタッフの誰よりも早く出勤して学生の実習しやすいように準備をするように心掛けている。だけど・・・・なんせ委員会・会議が多い今週は、火曜日は主任会議・今日はNST褥瘡回診とお昼を挟んで検討委員会があった。お昼休みもろくに取れないいつもそばにいてあげたいと思うけどなかなか思い通りには行かない。学生には本当に申し訳ないと思う。だから、一生懸命寝る間も削って書いてくる毎日の実習記録に対してはせめてキチンとコメントを書いてあげたいとは思う内心「カンファレンスで十分コメントしているからこれ以上改めて書かなくてもいいじゃないの・・・」と思ってしまうのだが・・・だけど・・・・自分の受け持ち部屋の記録と雑務とをしていると最後の最後になってしまう毎日5時半起きと仕事終了は19時20時だと、流石に寝不足になってしまう夜7時、一生懸命コメントを書いていると、今年の新人看護師が「学生って指導者さんが書いてくれると凄く嬉しいんですよ!そのコメントを読むのが一番の楽しみなんですよ!」そう目を輝かせて言った。この彼女は学生実習の時に指導者として関った子だ。「そうですか・・・」そう小さく呟くと「書きたくないよぉぉぉ もう帰りたいよぉぉ」という言葉を飲み込んでコメントを書き始める私なのでした・・・・(=;´ェ‘=)>フゥ...