プロフェッショナルの条件について・・・・の研修
今日は午後から研修に行ってきた。本来は9月に予定していたものが台風で延期になったのだ。今日の午前中も雨風が強く「上田先生は雨男なのかしら」と思ったりして。。でも、風は強かったもののお昼から青空が見えてきた。この研修のために読んでおくようにと言われ即購入していたドラッカーの本斜め読みも良いところでの研修となった。上田惇生先生の講義はパワフルだった。冒頭から看護師の求められる能力とは技術・知識・マネージメント等多岐にわたるが根本のモノのとらえ方をマスターすればよいと話された。ドラッカーの話には数字の話は出てこない目先の数字ではなく、モノのとらえ方が重要だからだ経済学というと堅苦しい・・難しい・・数字が並ぶ・・という観念があった。だけど、ホワイトボードいっぱいに書かれた講義は面白かった。人間は経済のために生きているのではない利益を追い求めているだけでは意味がない(ホリエモンや村上さんの事を言ってました。)根本を理解しなければいけない利益を求める根本の、目的はどこにあるのかミッションはなんなのか顧客は誰であるべきか理念を持っていなくてはならない今、問題となっている定額給付金支給これをすることによってどうならなければいけないかこのことでお金が動き市場が廻って行かなくては意味がないタンス貯金になったら意味がないどうなって欲しいか その根底にある目的の方法が見つからないから簡単な手段を選んでしまう。安易なモノの考え方だ・・・なるほど納得なにを持って自分は憶えられたいか年2回は考えて欲しい考えることにより自分が変わり日々の行動が修正され人生が変わっていく うまくは言えないけど自分は何のために看護師になったのかどんな看護師になりたいと思ってこの道を進んだのかこの自分の柱を見失うな迷ったら原点に戻れ 目先のことだけを見るな 考えるなその本来の目的はなんなのかその根本を見失わないことが大切である 上田先生の講義は約1時間50分に及んだ席が一番後ろだったのが悔やまれるホワイトボードいっぱいに書かれたドラッカーの教えボイスレコーダーをみっちゃんから借りておけば良かったなぁ難しいかもしれないけど折角買ったドラッカーの本何度も読みかえしてみようと思った。あるインタビューから抜粋私の頭の中ではなかなか整理付かないので・・・最近、IT企業やファンド会社が社会の注目を浴びる中で「金を儲けて何が悪いの?」という言葉が飛び交うようになりましたね。その言葉の是非をめぐって議論も起こっています。私はドラッカーに学んだ者として、「金儲けは悪い」とはっきり言っているんです。なぜならば、道徳とか倫理とか人間性を抜きにした資本主義ほど始末に負えないものはないからです。もう一歩進んで言えば、そんな情けないことを言わないでくれよ、という気持ちもあります。いま、人間はようやく独裁者や役人といった一握りの人間がすべてを決めてコントロールするという世界から抜け出して、自由市場をというシステムを手にしたところです。だからそれを大事にしてほしいという思いがある。それとともに、実業をやる人には金儲けなんて言葉は口にしてほしくないんですね。それよりも自らの使命について語ってもらいたい。ドラッカーも言っていますが、強い会社とは「何のために」という問い掛けのある会社なのだと思います。しっかりとした使命感を根本に持っている会社ならば、世の中が変化しても対応していくことができるからです。もちろん利益を上げなければいい仕事はできませんが、利益というのは明日いい仕事をするための手段なんですね。経営者が金儲けを第一目的にすれば、社員は「我々も頑張って金を儲けなければ」と考えるようになります。すると国も「金儲けを目的にしている企業が行き過ぎないように法の縛りをかけなければ」となって、どんどん規制が強化されていく。せっかく手にした自由が奪われてしまうわけです。それではいけない。ドラッカーが根本で言っているのはそういうことなんです。