胆嚢ポリープ12mm
街の医院で定期的に検査をしている母先週、エコーと胃カメラをおこなった結果、エコーで胆嚢にポリープが見つかり12mmだったので一度病院で診て貰ってくださいと紹介状を渡されて帰ってきた母は日頃から、気丈な言葉を言う割りに、なにかあると心配性ですぐヘナヘナとなってしまう「胆嚢ポリープ」と検索して悪い方へ悪い方へ自分を追い込んでいく「まだ何もわからないんだから、今から色々考えたってしょうがないでしょ」「切るしかないんだって 私95才までは元気でいようと思っていたのよ」そういいながらため息ばかり現在88才 別に自覚症状があるわけでもなく生活に支障は無い定期的に検査をしているから見つかっただけで、そんな検査もしていない人は知らないで過ごしているだろう 私みたいに。そして今日、総合病院に受診に行ってきた「88才」紹介状を見ながら医師は言った取りあえず、こちらでも検査をしましょうと。先生の言いたいことはわかる88年生きてくれば何かしら見つかるし、検査して悪いことになったらその時考えましょうと。検査のスケジュールを組むに当たって「なるべく近日で1日で終るものは終らせて」と母気持ちがはやるのはわかるけれど、午前午後と検査を詰め込むと待ち時間も出来るし、ずっと病院にいるのも落ち着かないどっちみち、私が一緒に行動するので別々に組んで貰った22日 8:30 腹部エコー27日 15:30 腹部MRI29日 14:00 超音波内視鏡(麻酔をするので終了後1~2時間院内で待機)6月6日 再診「バラバラねえ」「そのほうが待ち時間もないし、どうせ私が連れてくるんだからいいのよ」「受付で紹介状持って来た人や外来で話した人はひとりで来ていたわねえ 私も貴女がそばにいなかったらひとりで全部やるのね 甘えているわねえ」「そうだろうけど、無理に頑張らなくても甘えるところは甘えて良いんじゃないの」何かあると自分が一番と思う母 悲劇のヒロインになる母けれど、同じ高齢者の現実を目の当たりにすると「私だけじゃないんだ 私はまだいいほうか」と気がつく(毎回そうなので結構付き合う方は疲れる)「あの先生はハキハキしていて良いわね」ちょっとした言動でもビクビクして悪く考える傾向の母にはバシバシハッキリ口にしてくれるあの若い先生は母に向いていそうだな「なんか取りあえずひとつ終ったらお腹空いちゃった お寿司食べて帰ろうか」と母いつもの母に戻ったかなとその帰り、いつものお寿司やさんに向かいました