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翌日は、先生方も人数多めで保育所の配慮が伺える体制でした。
Sくんを叱ってくれた先生は 「ごめんね、私が保育士として気付かなきゃいけなかったの。」と 何度も言ってくれていましたが、 1対1で見ているわけではないし、たとえ日頃から横着な子でも まさかあんな「暴力」と言える行動をするとは 誰も想像だにしなかったんですから、 ある意味、不可抗力だと思っています。 焼きついた映像を払拭するかのように仕事に打ち込む中で ぽん助が頭を強く打ったときにかかりつけのお医者さんに言われたことを ふと思い出しました。 「頭を強く打った時は、その時はもちろん、3か月から半年くらいは CTにも映らない微量な出血があることがあるから、気をつけていてね」 確かにうっき~は元気です。 トラウマもなく食欲もあり機嫌もいい。 でも、半年の間に何かあった時、安心してお医者さんにかかれるのでしょうか? 今なら保険がきくので十分な治療を受けさせてあげることができるでしょう。 自治体の乳児医療もあるので多分、大丈夫。 でも、やっぱり念には念をいれないと。 所長先生にお話を聞こうと思いましたが、その日も会えず。 翌朝も会えませんでした。 手続きのことだし、と市役所に電話。 電話に出た方は、ベテランっぽい話し方をする女性。 保育所へのクレームではないので保育所名は伏せて匿名で 事のあらましを話し、 1 加害者の保護者からの謝罪は得られないのか? 2 保険請求手続きについて この二点について聞きました。 1 は基本被害者の名前も教えない。ただし所長の判断によって知らせることもありうる。 当然、加害者への慰謝料などの請求はありえないし、保育所内でおこったことは すべて保育所の責任として、保険などの対応をする。 2 は時間を下さいと言うので2時間ほどしてからまたお電話しました。 ところが、返ってきた返事は 半年もたつと因果関係がわからないからでない「かも」しれない。 でも所長と話したらできるかもしれない。 なんかおかしい。 では、「所長とコンセンサスがとれていて文書等で相互確認がとれればいいのですね?」 と聞くと、 「はっきりは言えない。レントゲンとか取ってないので。」という答え。 「では、医療機関にかかり、現在の様子をまず確認と所長と事実関係などがしっかり確認できたならいいのですか?」と聞くと同じ答え。 さらに「レントゲンやCTは子どもが小さいので全身麻酔とかしなければならない場合があると聞くのでそいうリスクもあるのに、出るかどうかわからない保険のためにしなければならないのですか?」と聞くと 「それは保護者次第だから」と。 もう、堂々巡り。 何を聞いても、まず申請をするには何の手続きが必要でどうしたらいいかさえ 「保護者の考え次第」「所長の判断で」とわけのわからない返事。 頭にきて 「では被害者は加害者に請求もできず、保険でも助けてもらえず、やられ損ですか?」と聞くと やっぱり「それは保護者の…」と。 あきれました。 確かに半年の間に他で事故などあるかもしれない。 絶対はないけれど、その要因が全く無かった時に請求できるか?と 何度も言い方を替えて聞いてもこの答え。 わが市は若い市長で市民の声を聞いて、また市側の説明を市民に広く伝えようと 努力されているのを、時々目にしていて、ちょっとは期待していたんです。 実はぽん助が保育所に入りたいと何年も前に申請しに行ったときに 窓口で申請さえも「無理」扱いをして追い返されそうになったのですが そんな風潮が今だに残っていてものすごくがっかりしました。 実は私の母が市役所職員で 学歴も無いのでずっと下っ端でしたが、書類一つも取りに行くのが 手間だったりする近所の方々に頼まれると 申請書類を持ってきてすべてしつらえて困ることの無いように 手配してあげたりしていて、 あんまり折り合いの良くない母だけど、そういうところは偉いなぁと ひそかに思っていて「お役所仕事」と言いながらも 違う人もいる!という気持ちでいたんですが、 なんかそういう人が大半なんだなぁと 本当に本当にがっかりしたし 保育所に入れると言うのは「命を預けている」のに 運営している市はまったくそんなこと考えていないのか…と悲しくなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.30 00:51:27
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