カテゴリ:テレビドラマの部屋
厳粛な気持ちでテレビの前に座る朝、ああついにこの日が現実となってやってきた。
何と、壊れたジオラマで表現される大地震、そのリアルを超えたリアル。 トンネルを出るとそこに破滅的な世界が広がっている、静かな衝撃。 大好きになった北三陸の人々の安否を、自分のことのように気遣う私。 ごめんね、ちょこっと寄付したり毛布送ったりしただけで済ませてた。 他人事だと安心して想像力に蓋をしてそれで終わりにしていた。 自分が「あまちゃん」だったと、いい年をしてはじめて気が付いた。 ダサいなあと思っていたジオラマもゴーストバスターズもミサンガも。 元気いっぱいなのに最後の音がなぜかマイナーで終わる主題歌も。 この日のために用意され、収束していくのが素晴らしい。 そして、現実以上の真実を描いてなお、物語は美しくて愛らしかった。 だから、アイドルのお話なんだね。
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Last updated
2013年09月02日 15時01分28秒
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