「あまちゃん」第133回感想 ごめんなさい、私もまた「あまちゃん」だった
厳粛な気持ちでテレビの前に座る朝、ああついにこの日が現実となってやってきた。何と、壊れたジオラマで表現される大地震、そのリアルを超えたリアル。トンネルを出るとそこに破滅的な世界が広がっている、静かな衝撃。大好きになった北三陸の人々の安否を、自分のことのように気遣う私。ごめんね、ちょこっと寄付したり毛布送ったりしただけで済ませてた。他人事だと安心して想像力に蓋をしてそれで終わりにしていた。自分が「あまちゃん」だったと、いい年をしてはじめて気が付いた。ダサいなあと思っていたジオラマもゴーストバスターズもミサンガも。元気いっぱいなのに最後の音がなぜかマイナーで終わる主題歌も。この日のために用意され、収束していくのが素晴らしい。そして、現実以上の真実を描いてなお、物語は美しくて愛らしかった。だから、アイドルのお話なんだね。【送料無料】【クーポン利用で300円OFF!】あまちゃん 歌のアルバム価格:2,625円(税込、送料込)【送料無料】【クーポン利用で300円OFF!】連続テレビ小説 あまちゃん オリジナル・サウンドト...価格:3,150円(税込、送料込)