うさぎドロップ(1)
『うさぎドロップ』宇仁田ゆみ
祖父の訃報で訪れた祖父の家。30歳独身男・河地大吉(だいきち)は祖父の隠し子である6歳の少女・りんと出会う。
親族の話し合いでは誰もが引き取りたくないため、りんを施設に入れようとする。
その意見に反発した大吉はりんを引き取り自宅へ。
りんと大吉の共同生活が始まる。
りんちゃんはとっても賢い子である。
大吉もまた残業のない課へ移動を申し出るなど彼女への責任を行動で示している。
突然、子どもが家にいるという状況なのに。
よくやっているな~
近頃ハヤリのイクメンのお手本かも。
周りの親族たちはお荷物をしょい込むのが嫌でたらいまわし。
そりゃあ。子どもを育てるってことの責任を考えると自分は無理だと思うのはわかるが。
子どもには何の罪もないわけで。
もっと真剣に考えてもよいのではないか
まだ1巻なので。この先、りんの実母のこととか登場人物や状況もわかってくるけど。
帯には「6歳女児と30独身男のほのぼの成長記」ってあるけど。
ほのぼの・・・っていうよりは・・・真剣にいろいろと感じとってほしい作品である。