本日の読了本
【送料無料】はつこい
「はつこい」下川香苗(集英社文庫)
どう感想を書いてよいかわからないが。
読後は「悲しい」感覚だった。
多分・・・きっと・・・誰でも・・・心の奥底にもっているであろう恋愛に対する恐怖。
こうなればいい・・・こうだったらいい・・・そんな思いというか、念が強すぎて。
初恋は淡い思い出・・・にしておきたいものだが。
主人公・亜希子は高校のときから想い慕っている遥生という同級生の恋人がいる。
彼は東京で暮らし、遠距離恋愛中。
その彼こそが亜希子の初恋であり、心の支えなのだ。
だが、その彼が地元に戻ってきたことで運命の歯車が狂い始める。
あの頃は見るものすべてがキラキラと輝いてみえた・・・そんな感じの亜希子と遥生だが、年月や環境というものは人を少しずつ変えていく。
冷静に考えてみればそんなことには自然に順応していくものなんだけど、亜希子はあの頃の心のまま止まっている気がする。
ふぅ。もし心が落ちているときに読んだら・・・共感してしまうかもしれない。
人間って愛に執着する生き物かもしれない。
今年最後かもしれない読了本。
昨日、病院の待合室で3分の2ほど読み、どうしても今年中に読んでおきたくて。
読了しました。
この先約2日と数時間で本が読めるのか
多分、無理っぽいので。
今年はあまり読めませんでした。
ということで。
来年こそは・・・もう少し・・・
漫画はかなり読んだけど。
あと、韓流ドラマもたくさん見たけど。
ま、本の感想をたくさん書けるように頑張ります。