秋田県産飼料用米の利活用の取り組みに関する共同記者会見を行いました!その1
桃豚1号です!秋田県産飼料用米の利活用の取り組みに関する共同記者会見を秋田市にあります秋田キャッスルホテルにて行いました!この記者会見は、県内の飼料用米集荷を担う「JA全農あきた」、その飼料用米を原料に当グループオリジナルの配合飼料製造を担う「JA北日本くみあい飼料」、その飼料で豚を育てる「ポークランドグループ」、出荷された豚の流通を担う「JA全農ミートフーズ」、その豚を【日本のこめ豚】として首都圏組合員への供給を担う「パルシステム生活協同組合連合会」と「秋田県」との共同で開催。ポークランドグループでは産直取引先であるパルシステムと連携し、飼料自給率の向上と、田んぼの維持や休耕田や遊休農地の有効活用することが秋田県の稲作を活性化させることに繋がるという想いで平成19年度より「秋田県初の取り組み」で秋田県産飼料用米を“エサ”に配合して育てた豚をパルシステムのプライベートブランド「日本のこめ豚」として首都圏の組合員さんへ届けてきました。その後、輸入穀物の高騰や東日本大震災による長期間の飼料供給停止などを経験等により穀物を海外へ依存することの危うさから、平成27年には当初配合率10%だった秋田県産飼料用米の配合率を30%へ増量した生産を行ってきました。そしてこの度、更なる飼料自給率の向上と稲作・畜産・販売が一体となって持続可能な飼料用米の利活用拡大を目指し、今まで国産飼料用米を一部配合していたものを令和3年12月より4つ農場全てで秋田県産飼料用米を配合した飼料を与え、育てております。更にパルシステム向けの「日本のこめ豚」の秋田県産飼料用米配合率を30%→40%へ増量した生産を開始し、4月より首都圏の組合員さんへ届けられていること、また県内では新ブランド「秋田米育ち あきた美豚」として直売所こもも小坂店・十和田店のみで販売することを代表の豊下より説明させていただきました。これにより秋田県産飼料用米の使用量は令和2年度実績:約4,300tに対し、令和4年度:約8,000tを見込み、86%の増となります。また、これを面積に換算すると約1,330haと東京ドーム約285個分に相当します。出席された記者からは、飼料用米を与えることでの優位性についてのほか、飼料用米の生産状況や飼料コスト、現在のウクライナ・ロシアとの情勢や円安の影響など、様々な質問がありました。記者会見終了後、「JA全農ミートフーズ」、「JA全農あきた」、「パルシステム生活協同組合連合会」、「ポークランドグループ」、「秋田県」、「JA北日本くみあい飼料」でフォトセッション先進国の中でも特に食料自給率が低い日本・・・その日本で唯一自給率100%を超える穀物が「米」です。国内のコメ余りが続くなか飼料用米の取り組みは、飼料の自給率向上、耕作放棄地の再生や農地保全のほか秋田の基幹作物である“持続可能な稲作”にも繋がり、豚肉も美味しくなる・・・そして、食べる側の消費者もどのようなエサを食べて育てられた豚肉なのかが知ることができます。記者会見を通じ、この取り組みが多くの消費者の目にとまり、理解して選んでいただけるよう、私達はこれからも秋田県産飼料用米の利活用を継続していきます!!ランキングに参加しております!良かったらクリック!!をお願い致します!!! にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村