竹炭
夏場は喉がかわくので、よく水を飲みます。最近とくにお茶ではなくて水を体が欲しているカンジ。以前まではコープとうきょうに無料のお水を汲みに行っていたんですが(サミットにある美し水と同じで、1万分の1ミクロンのフィルターを使用してほとんどの不純物を除去するというもの)、最近、ふとその水が不純物はないのだろうけれど、ミネラルや水そのもののうま味もなく味気なく感じるようになりました。最近は水道水に身延の竹炭を入れて半日ほど置いたものを飲み水としています。実家でもそうしているので(とはいっても実家の方は東京の水道水よりもおいしいので違いはありそうですが)。竹炭については消臭効果・浄化効果・電磁波軽減・マイナスイオン発生などなど様々な効果が謳われています。しかし果たして科学的根拠があるものなのか、改めて竹炭を使うにあたって、個人的な興味もあり、調べてみることにしました。まず科学的根拠がはっきりしないのが、電磁波軽減とマイナスイオン発生です。電磁波はともかくマイナスイオン製品というのはかなり出回ってますが、学識経験者に言わせると「マイナスイオンと人体への因果関係は十分に究明されていないので検証は困難」とのこと。科学的根拠があり、効果があるといわれているのは消臭効果・吸着効果です。竹炭の孔の横断面は、微細なパイプを束ねたような構造になっており、その内部表面積は、竹炭1gあたり(大人の手の指先ぐらいのかけら)で300平方メートル(25メートルプールやテニスコート一面分の広さ!!)にも相当し、備長炭の10倍以上の非常に優れた吸着力をもっています。この吸着効果により室内の消臭・浄化にもよく炭が利用されていますね。ペットの臭いや、タバコの煙、ホルムアルデヒドに代表される住宅における化学物質をも除去することができ、空気清浄機に頼ることよりも省エネ効果が期待されます。また冷蔵庫に入れると、野菜や果物を新鮮に長持ちさせます。竹炭の小さな孔が野菜や果物の発するエチレンガスを吸着して、腐るのを防ぎます。次に竹炭のミネラルと浄化効果。化学的な性質においては、良質のミネラル、とりわけ珪酸・カリウムの含有量が多いのが特徴で、竹のミネラルは、水に溶けやすい形=人間の体内へ吸収されやすい形でミネラルが含まれています。炭を炊飯器に入れたり、水道水に入れておいておいしくなるのは、このミネラル分によるもの。一般に日本人がおいしいと感じるのはph8,2~8,5の水だといわれ、水道水はph7の中性ですが炭を入れておくとph8~8,5の弱アルカリのミネラルウォーターとなります。水道水は31時間汲み置きすれば残留塩素量は半分になるそうですが、炭を入れておけば同じ時間で塩素を完全に取り除くことができ、同じ吸着効果で発ガン性物質といわれるトリハロメタンも分解されて無害になります。さらに炭を粉状にして植物の根元に使用すると、植物にとって貴重なミネラル補給源となり、農薬や化学肥料の多用によってpH値が低くなっている土壌の酸性度の矯正という土壌改良効果もある他、機物を分解してこれを栄養分として増殖し作物が育ちやすい土壌環境をつくることができます。すごいぞ、竹炭!竹炭の使用期限は、消臭・脱臭・水質浄化等の目的で竹炭を利用する場合、半永久的に利用できます。但し、お手入れは必須条件で週に1度を目安に煮沸や天日干し・乾燥を行う事が必要です。しかし竹炭から溶け出すミネラル成分には限りがあり、使用頻度によっても異なりますが、恐らく1ヶ月位が目安です。注:竹炭を洗う際には決して洗剤などは使いませんように!洗剤を吸着してしまいます。天日干しの場合空気がキレイなところで行う事!車等の交通量が多い所だと見事に排気ガスを吸着します。これで竹炭の効果もわかってスッキリ。安心して水も飲めそうです。あっでもお手入れは忘れずにしなきゃあ…。ランキングに参加中です♪よろしければポチッとお願いします!